テキストに記載したバッチファイル命令を実行する/実行しないの選択が可能なバッチファイル
記事の執筆に AI な類は使用しておりません。
はじめに
皆様は Windows でバッチファイルを使用していますか?便利は便利なのですが
複数の命令を同じファイルに書いていて
この命令は不要だから削ったり必要だから追加したり。
命令ごとに実行/実行しないを選択できれば良いのに。
と思った事はありませんか。
バッチファイルの命令を設定ファイルに書いておき
それを1つ1つ実行/実行しないの選択を
可能にという事が可能なのでブログネタです。
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ダウンロード
あらかじめバッチファイルとして実行したいコマンドを設定ファイルに書いておき命令ごとに実行/実行しないを
選択可能にするバッチファイルは以下です。
Txt_Batch v1.00 ( 2022/04/24 )
テキストの内容でバッチファイル的な事をする
MD5:988EC6EE51CD8417DDD166DBFC4E04AD

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ご注意
ブログに書いてあることや
ブログで配布しているバッチファイルを使用する場合は
自己責任にてお願いいたします。
このブログの管理者 気ままさん は
ブログに書いてあること、ブログで配布している
バッチファイルを使用して発生した
すべての事柄において責任を負いません。
これに同意をいただけない方へのご使用は許可いたしかねます。
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使い方
上でバッチファイルを入手したら適当な場所へ解凍します。Setting.txt をメモ帳などで開き
バッチファイルで使用する命令群を2行1セットで書き込みます。
上が何をするかの説明
下が実際のコマンドです。
例:
フォルダを作成 [ C:\Txt_Batch ]
cmd /c md "C:\Txt_Batch"
フォルダを開く [ C:\Txt_Batch ]
"C:\Txt_Batch"
新しいファイルを作成 [ OpenTest.txt ]
cmd /c type nul >"C:\Txt_Batch\OpenTest.txt"
メモ帳で開く [ OpenTest.txt ]
Notepad "C:\Txt_Batch\OpenTest.txt"
ファイルをコピーする [ OpenTest.txt > OpenBakup.txt ]
cmd /c copy "C:\Txt_Batch\OpenTest.txt" "C:\Txt_Batch\OpenBakup.txt"
ファイルを削除する [ C:\Txt_Batch\Open*.txt ]
cmd /c del "C:\Txt_Batch\Open*.txt"
例と同じ物が設定されていますので Txt_Batch.bat を実行すれば
同じ事が可能です。

命令類はバッチファイルを使用している人であれば
上の内容は知っていると思いますので
( 知らなければそもそもこのファイルは不要なので ) 説明は省きます。
保存したら Txt_Batch.bat を実行してください。
上から順に表示されます。
キーボードの1で実行、3で実行しないで次へ。
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複数の設定を使用したい
Txt_Batch.bat をダブルクリックでは Setting.txt を読み込みますがTxt_Batch.bat へ新しく作成したテキストをドラッグする事で
そのファイルを読み込む事が可能です。
設定ファイルは Shift-JIS にて書いてください。
UTF-8 で書くと文字化けするかと思います。
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動画
バッチファイルなので実際に動作している動画を作成してみました。宜しければどうぞ。
00:00:00 バッチファイルで実行する内容を記載する
設定ファイルをメモ帳で開きます
00:00:23 Txt_Batch.bat を実行する
00:00:47 反転させた部分の文字が何をするかの説明
00:00:54 設定ファイルと同じ文字が表示されているの意味です
00:00:58 バッチファイル実行部分です
00:01:01 同じく設定ファイルと同じ文字が表示されているの意味です
00:01:09 キーボードの1で実行、実行しない場合は3を押します
00:01:15 フォルダを開く命令が実行されフォルダが開きました
00:01:29 同じように命令群の確認
00:01:45 新しいファイルを作成する命令です
00:01:55 実行すると新しいファイルが作成されます
00:02:16 作成したファイルをメモ帳で開きます
00:02:29 メモ帳が開きました
00:02:41 ファイルをコピーします
00:02:53 ファイルをコピーしました
00:03:07 ファイルを削除します
00:03:36 ファイルを削除しました
00:03:37 終了画面です
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とまあ、こんな感じで
バッチファイルで実行したい内容をテキストに書き出しておき
命令ごとに実行/実行しないを選択使用でした。
それでは、皆様のパソコン作業が捗りますようにと
お祈りいたしまして、これにて終了。
以上。
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