秀丸エディタ 作業中テキストのファイル名と行数を記載したバッチを作成し実行で指定行へ
記事の執筆に AI な類は使用しておりません。
はじめに
秀丸エディタ を使用していて起動すると開いていた履歴を呼び出せますが 秀丸エディタ 側での記憶ではなく、
現在のアクティブなタブのキーボード入力位置がある行をワンクリックで
デスクトップへ開いていたファイル名と行数が書かれたバッチファイルを出力する。
そのバッチファイルを実行で開いていたファイルを起動し
指定行へ移動がしたかったので設定してみました。
ブログネタ。
何かで同じ文章を読んだな?という人がいるかもしれませんが
以下の EmEditor の方法と同じ事を秀丸エディタのマクロで実現するです。
EmEditor 作業中テキストのファイル名と行数を
記載したバッチを作成し実行で指定行へ
ちなみに 秀丸エディタの本体 はシェアウェア ( 有料 ) ですが
秀丸スーパーライセンスパック [ Amazon ]
これを購入すると使いやすい秀丸メールや
2画面で作業が捗る+こだわる人向けのファイラーが使えてお得です。
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マクロをダウンロード
秀丸エディタで開いているアクティブタブのファイルを現在の文字入力カーソルがある桁行で開く
バッチファイルをデスクトップに作成するマクロは以下にて入手可能。
DesktopLineSave v1.00 ( 2022/05/12 )
秀丸エディタマクロ アクティブタブのファイルをBATで開く
通常のマクロとして登録し、バッチファイルで呼び出したいファイルのタブを
アクティブにしてからマクロを実行する事で
デスクトップにバッチファイルが作成されます。
*** ご注意 ***
ブログに書いてあることや
ブログで配布しているマクロを使用する場合は
自己責任にてお願いいたします。
このブログの管理者 気ままさん は
ブログに書いてあること、ブログで配布している
マクロを使用して発生した
すべての事柄において責任を負いません。
これに同意をいただけない方へのご使用は許可いたしかねます。
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マクロの登録方法と実行
秀丸エディタにてマクロを初めて使用するという人向けへ登録方法です。秀丸エディタを開きます。
1.マクロタブを選択
2.マクロ登録を選択

1.開く ボタンで秀丸で使用するマクロのフォルダが開くので
上で入手して解凍した DesktopLineSave.MAC をコピーします
( ここ以外へコピーでも大丈夫、消えない/移動しないならどこでも )
2.左の自動起動以外を選択します
3.マクロ ( 数値 ) のどこでもいいのでクリック
4.わかりやすい名前 ( ツールバーに登録する場合は表示されます )
5.1.でマクロフォルダへ DesktopLineSave.MAC をコピーした場合は
ここをクリックして DesktopLineSave.MAC を選択
6.1.で DesktopLineSave.MAC をコピーしなかった場合は ... を
クリックして DesktopLineSave.MAC を選択する
7.必ず OK で閉じます

以下はツールバーで呼び出す場合に作業します。
1.ツールバーで何もアイコンがないところで右クリックし
ツールバーデザイン を選択

ツールバーカスタマイズ ウィンドウが出るので
1.詳細 タブを選択
2.右のコマンドにて メニュー/マクロ系 を選択
3.上で登録した名前があるので選択
4.追加 ボタンをクリック
5.左に選択した物が最後尾に追加されるを確認
6.ツールバーの位置を移動したい場合は
一つ上に/一つ下に ボタンで移動する
7.必ず OK で閉じます

すべての作業をするとツールバーに表示されます。
1.ここをクリックでマクロを実行します。

以上で終了です。
何かのファイルを開いて ( 新規作成は不可、ファイル名がついていないと駄目 )
キーボードの入力カーソルの位置、
縦の桁数を見て、10桁としまして、マクロを実行すると
デスクトップに同名のバッチファイルが作成されます。
開いていたテキスト、または秀丸エディタ自体を閉じまして
バッチファイルを実行すると開いていたファイルと桁数の部分で表示されます。
-----
おまけ。
マクロのアイコンを名前をつけた文字で表示したい場合は
1.ツールバーで何もアイコンがないところで右クリックし
ツールバーデザイン を選択

1.デザイン タブを選択し
2.マクロ名を表示

上の登録画面でいう
4.で入力した名前がツールバーで表示されます。

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黒い画面が出る
このマクロの実行時と、作成されたバッチファイルの実行時に黒い画面が出現して即閉じます。
これは cmd.exe ( コマンドプロンプト ) という画面で
Windows の標準機能の一つです。
Winキー + Rキー を同時押しして出たウィンドウに cmd と入力して
Enter キー を押すとこの黒い画面が出ます。
この画面にマクロやバッチファイルで命令を送り
特定の操作をして終了しましたら閉じます。
操作は一瞬なので起動したらすぐ閉じるというウイルスみたいな動作になります。
ご心配であれば、マクロと作成されるバッチファイルは
メモ帳などへドラッグすれば観覧可能なので、変な命令があればわかります。
ご自由にご確認ください。
ちなみに、非・効率的なマクロだな?と思ってしまった場合は
仕様ですとしか表現する言葉はございません。
-----
とまあ、こんな感じで
秀丸エディタのマクロで開いていたファイルのアクティブなタブの
桁数をバッチファイルとして出力し
バッチファイルを実行する事で開いていたファイルと桁数を読み戻すでした。
履歴と表現いたします。
デスクトップから起動したいんだ、とこだわりが強い方へのマクロ。
想定されるは誰かにここまで作業したからね~という進歩状況に?
使えるでしょうか。
長い読み物を読んでいてここまで読んだも可能。
それでは、皆様に秀丸エディタが快適に動作しますようにと
お祈りをいたしまして、これにて終了です。
以上。
この記事で紹介している商品はこちら
・秀丸スーパーライセンスパック [ Amazon ]関連リンク
・秀丸ファイラーClassic 現在日時でフォルダやテキストを作る ツールバーに設置・秀丸エディタでブログを書き Firefox で内容を確認するマクロと設定 ( 同じ位置に表示 )
・秀丸エディタで括弧内を範囲選択を実現するマクロとダブルクリックで呼び出す
・EmEditor 作業中テキストのファイル名と行数を
記載したバッチを作成し実行で指定行へ
・Win10 RAMディスクを使用でエディタがランダムフリーズ ( 固まる ) 場合の改善
・EmEditor/秀丸エディタで検索結果をリスト表示し
ダブルクリックで該当行へ飛ぶスクリプト EH_Search
・秀丸エディタ 正規表現で文字を検索し
指定範囲の文字を同期/置換するマクロ
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