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自分が実際触って判断した Win /アプリの設定、商品の簡易レビューがメイン。
2022年3月より執筆のご依頼は諸事情によりお断りさせて頂いております。



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メモ帳などマウスやキーボードで文字を範囲選択したら自動でクリップボードへ送るスクリプト

商品リンクをクリックし通販サイトへ飛ぶ物は 「 広告 」のリンクです。
記事の執筆に AI な類は使用しておりません。



はじめに

高機能エディタを使用しているとマクロなどで
マウスやキーボードで文字を選択反転すると
指定秒数後に自動で選択した文字をクリップボードへ送信する。

という機能があるものがありますが、それらの機能を使用していて
Windows 標準のメモ帳など、ちょっとした用途で使うと
メモ帳は最低限なので上に書きました機能は当然無い。

不便と感じましたので
マウスの左クリック ( ドラッグを ) して離すか
キーボードの Shift + 矢印キーを見張り
文字を反転させる動作をしたらクリップボードへ文字を送信する
Autoit スクリプトを作ってみました。

置いておきます、宜しければどうぞ。

【 目次へ戻る 】

ダウンロード

メモ帳などの文字をマウスやキーボードで文字を反転させると
指定秒数後に自動でクリップボードへ送る Autoit スクリプト
Auto_Clipbord_TXT のダウンロードは以下です。

Auto_Clipbord_TXT v1.08 ( 2023/04/21 )
メモ帳など反転させた文字をクリップボードへ送信

MD5:C206F4164FA519AB2664129FA1099D9B

-----

v1.08
指定した Class名 のみ反転文字を取得するを可能にしました
Auto_Clipbord_TXT.au3 をメモ帳で開き
$Class_chk = 1 に設定し
$Class_txt へ動作したい Class名 を , 区切りで指定します
aaa の Class名 なら ,aaa, として追加
Class名 の取得は ClassGet.au3 にて可能です

-----

v1.07
コピー方法を CTRL+INS か CTRL+C のどちらかを選択可能に
画像がキャプチャーされて困るの場合は後者を選択してください
Auto_Clipbord_TXT.au3 の本体の値を書き換えです

-----

*** ご注意 ***

ブログに書いてあることや
ブログで配布しているスクリプトを使用する場合は
自己責任にてお願いいたします。

このブログの管理者 気ままさん は
ブログに書いてあること、ブログで配布している
スクリプトを使用して発生した
すべての事柄において責任を負いません。

これに同意をいただけない方へのご使用は許可いたしかねます。

【 目次へ戻る 】

下準備

上のスクリプトを使用するには Autoit が必要です。
解凍して関連付けをするだけで簡単に行えますのでご挑戦ください。
上のファイルの中に関連付け方法の動画もありますので
その通りに行えば最長 10分 あれば余裕です。

1.Autoit をダウンロードします。
  以下のサイトへ飛び、右上の AutoIt → Downloads と進みます
  Home - AutoIt

2.ページの中央に白いアイコンで Download ZIP というものがあるので
  クリックしてファイルをダウンロード
  これは Portable ( ポータブル版 ) という
  インストールしないで解凍するのみで使用できるものです

3.2.で入手したファイルを動かさない場所へ解凍してください
  この動かさないは、関連付けをして2.のファイル群を呼び出すので
  間違って移動したり消したりしないという意味の動かさない場所です

4.この記事の ダウンロード で入手した
  ファイルを解凍し Auto_Clipbord_TXT.au3 を関連付けして終了です
  関連付けは Auto_Clipbord_TXT.au3 をダブルクリックし
  2.で入手したファイルを解凍した場所にある AutoIt3_x64.exe
  ( 32 bit 環境は AutoIt3.exe ) を指定で完了です

  関連付けがわからない場合は、この記事の 動画 の項目か
  この記事の ダウンロード で入手したファイルに
  動画を同梱してありますのでご観覧ください

関連付けをして成功したら Auto_Clipbord_TXT.au3 が起動し
ダイアログが出ますが、これは初期設定を作成しますか?の確認画面です。
「 はい 」 を選択してください。

【 目次へ戻る 】

使用方法

上で関連付けをして成功している場合はすでに起動しています。
起動していない場合は関連付けをしていれば
Auto_Clipbord_TXT.au3 をダブルクリック。

起動しているかはトレイアイコンがある/ないでご確認ください。
画面などは出ません。

初期設定では メモ帳 が指定してありますので
メモ帳 を開いて、何か文字を打ってみて
マウスやキーボードで文字を選択し反転させ
マウスボタンやキーボードの押しているを離してから
長くて1秒待機します。

その後、どこかに文字を貼り付ける CTRL + Vキー の動作をしてください。
選択した文字列が貼り付けられれば成功です。
それ以外の機能はありません。

-----

メモ帳以外で動作をさせたい場合はトレイアイコンより
右クリック → 設定の編集で 設定が開きますので
以下の部分を書き換えてください。

必ず指定するアプリ名を | で両側を囲ってください。
下は notepad.exe と Notepad3.exe の2つを登録しているの意味になります。

[AppName]
|notepad.exe|Notepad3.exe|

-----

こちらは、通常のマウスカーソル以外、文字入力時にマウスカーソルが I の様に
なっている場合のみ動作させるの指定です。
こちらは一応機能として搭載していますが、あまり使用する意味はございません。
ここは触らないか、指定をする場合は上と同じく | で囲ってください。

[AppNameCursor]
|***.exe|

-----

設定の反映は Auto_Clipbord_TXT.au3 を終了させて起動するか
トレイアイコンより 右クリック → 再起動にて。

【 目次へ戻る 】

動画

画面がないスクリプトなので
動作状況の動画を作成してみました。

前半は関連付け、後半は実際の動作です。
宜しければどうぞ。



Auto_Clipbord_TXT_v1.00

Autoit へ関連付け方法
00:00:00 Auto_Clipbord_TXT.au3 を Autoit へ関連付けする
00:00:36 AutoIt3_x64.exe / AutoIt3.exe ( 32bit ) を選択
00:00:49 関連付けが終了すると Auto_Clipbord_TXT.au3 の初回起動となり
     設定ファイルを作成するので 「 はい 」 を選択
00:01:00 監視するアプリを登録するにはトレイアイコンより
     設定の編集 を選択
00:01:00 初期設定では notepad.exe ( メモ帳 ) が設定されています
     アプリを複数登録する場合は | で区切ってください。

動作状況
00:01:00 メモ帳を開きます、左のメモ帳から右へコピー、ペーストします
00:01:34 クリップボードへ送りたい文字をマウスで反転します
00:01:36 自動でクリップボードへ送られるので右へ貼り付け動作のみ
00:02:06 一時的に右のメモ帳の内容を消します
00:02:10 CTRL + Aキーにて全選択した場合のみ
     全部の文字をクリップボードへ 送ります
00:02:12 右へ貼り付けます

【 目次へ戻る 】

Class名を指定

Auto_Clipbord_TXT.au3 を直接メモ帳などで書き換えまして
指定した Class名 のみ反転文字の取得が可能です。
アプリのダイアログなどが取得されて不便という類を改善します。

設定には Class名 の取得と書き込みが必要ですが
ClassGet.au3 を実行して名前を取得 → スクリプトへ直接書き込みで実現します。

Class名 の取得は Auto_Clipbord_TXT.au3 が起動している場合は終了させてから
ClassGet.au3 を実行し読み込むアプリをアクティブ、最前列にしてキーボードのAキーを押すと
クリップボードへ Class名 が格納され自動終了します。

Auto_Clipbord_TXT.au3 をメモ帳で開き、以下を検索し、数値を1にしてください。

;指定した Class名 が 一致する場合に実行 = 1 / 全て実行 = 0
$Class_chk = 1

すぐ下にある $Class_txt = の部分に
取得した文字を CTRL+Vキーで貼り付けます。

;動作する Class名を入力 / 前後に必ず , を付加する / メモ帳,EmEditor,Notepad3,秀丸エディタ
;Class名は ClassGet.au3 で取得可能です。
$Class_txt = ",Edit1,EmEditorView1,Scintilla1,HM32CLIENT1,"

上の例ですと Class名に Edit1 や EmEditorView1 などを登録してあります。
新しく追加したい Class名 を後ろにつなげてください。
Class名 が aaa としましたら 前後に ,aaa, として以下のようにしてください。

$Class_txt = ",Edit1,EmEditorView1,Scintilla1,HM32CLIENT1,aaa,"

保存して Auto_Clipbord_TXT.au3 を起動で反映されます。

-----

とまあ、こんな感じで
メモ帳にマウスやキーボードで文字反転動作をしたら
自動でクリップボードへ文字を送信する Autoit スクリプトでした。
これでメモ帳からのコピペが捗る。

それでは、皆様のパソコン作業が捗ります様にと
お祈りいたしまして、これにて終了です。

以上。

おすすめリンク

Amazon / 楽天市場 / Yahoo! でお買い物をする。

関連リンク

Win10 KeySwapで任意のキーを別のキーに変更 ( CapsLock 無効 )
メモ帳で編集可能な BAT や VBS など複数言語を
1つのファイルに書き込んで実行するスクリプト

AutoIt 特定のユーザーかファイルがあるパソコンのみで動作するEXEを作る。
指定したウィンドウやアプリが最前列なら指定位置へ移動/サイズ変更/キー送信 autoit3
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Autoit3 最前列のアプリ名に関連したメモとランチャーを呼び出すスクリプト
テキストに書き出したURLをWgetで一括ダウンロードする ( Autoit3 スクリプト )
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クリップボードに指定文字が存在するかをツールチップでお知らせするスクリプト Autoit3
Win10 バッチファイルやショートカットでキー操作や文字を送信する Autoit3 スクリプト
ATOK付属のイミクルを任意のキーで呼び出すスクリプト ( Autoit3 )
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 一時待機を実現する Autoit スクリプト

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 登録したアプリやフォルダを開く Autoit スクリプト

ファイルを選択しショートカットキーで日時を付加し
 コピー/リネーム/フルパス取得 Autoitスクリプト

メニューで選択した起動中のアプリ ( ウィンドウ ) を
 最前列に/仮想デスクトップ移動する Autoit スクリプト

Win10 F1キー+指定キーでアプリごとにショートカットキー類を設定可能な Autoit スクリプト
アプリを呼び出す場合に日本語変換中なら一時待機する Autoit スクリプト
Win10 指定範囲でマウスホイールを回転し
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