ファイルを選択しショートカットキーで日時を付加しコピー/リネーム/フルパス取得 Autoitスクリプト
記事の執筆に AI な類は使用しておりません。
はじめに
Windows でフォルダやデスクトップに置いてあるファイルを手軽に日付・時間を付加してコピー/リネーム/フルパス取得を
行いたいな?という場合があり
昔作りましたバッチファイルを少し改良しまして
Autoit スクリプトとして作り直してみました。
スクリプトはファイルをマウスで選択して特定のショートカットキーで
上の3つの動作を行います。
昔のバッチファイルの記事はこちらです。
※日本標準の時刻の並びでない 年月日 の順でない地域の人は書き換えが必要
バッチファイルへドラッグすると
日時を付加してバックアップフォルダへコピー
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ダウンロード
ファイルをマウスで選択し、特定のショートカットキーを押す事で日付・時間を付加してコピー/リネーム/フルパス取得を行う
Autoit スクリプトは FileRenameKey のダウンロードは以下です。
FileRenameKey v1.01 ( 2022/09/06 )
ショートカットキーで選択ファイルをコピー/リネーム/フルパス取得のスクリプト
MD5:2BF71689A0E05258539EEF45677C2572
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このファイルは Autoit のスクリプトで書かれていますので
Autoit が動作するように .au3 の拡張子を関連付けしてください。
私の記事で宜しければ方法です。
AutoIt Windowsの操作を自動化 使用方法/日本語化
Autoit 拡張子の関連付けは
Autoit 本体ファイルのダウンロード、解凍を除けば
慣れている方であれば1分、記事を読みながらでも5分あれば可能です。
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■ご注意
ブログに書いてあることや
ブログで配布しているスクリプトを使用する場合は
自己責任にてお願いいたします。
このブログの管理者 気ままさん は
ブログに書いてあること、ブログで配布している
スクリプトを使用して発生した
すべての事柄において責任を負いません。
これに同意をいただけない方へのご使用は許可いたしかねます。
このスクリプトはファイル名をコピーしたりリネームしたりしますので
テストを行ってからご使用ください。
フォルダをドラッグしても処理は行いません、あくまでファイルのみです。
自由なファイルの処理を行うため、Windows ファイルなど
書き換えると OS に支障が出る場所でも動作をいたしますのでご注意ください。
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下準備
この記事のスクリプト FileRenameKey.au3 は Autoit にて動きますので私の記事でよろしければ以下にて .au3 の拡張子を関連付けしてください。
AutoIt Windowsの操作を自動化 使用方法/日本語化
関連付けをして FileRenameKey.au3 を実行すると、
初回起動だけ設定ファイルがメモ帳で開きスクリプトが閉じます。
スクリプトが起動したかの確認のために設定のメモ帳は開くので
そのまま閉じてもう一度スクリプトを実行してください。
トレイアイコンが常駐すれば起動しております。
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使用方法
FileRenameKey.au3 を起動しトレイアイコンが表示されていれば常駐しております。作業をするファイルをマウスで選択し
デフォルト設定では以下のキーを押すと作業します。
■ CTRL+F1キー:
日付を付加してのコピー
■ Shift+F1キー:
日付を付加してのリネーム
■ F1キー:
フォルダ+ファイル名取得 ( フルパス )
フォルダは作業をいたしません。
トレイアイコンの右クリックにてファイル名の組み合わせを変更可能
□トレイアイコンを左クリック
スクリプトの有効/無効の切り替え
□トレイアイコンを左ダブルクリック
直前のファイル操作を元に戻します、確認ダイアログが表示されます
あくまで直前の作業のみです
作業はバッチファイルに書き出したものを実行して書き戻しますので
実行直後に黒い画面 ( コマンドプロンプト / cmd.exe ) が一瞬見えて閉じますが
ウイルス案件ではありません
□年月日
ファイル名-20220905 とします
□年月日-時分秒
ファイル名-20220905-012356 とします
□年月日-時分
ファイル名-20220905-0123 とします
□年月日
ファイル名-220905 とします
□年月日-時分秒
ファイル名-220905-012356 とします
□年月日-時分
ファイル名-220905-0123 とします
□前方付加
20220905-ファイル名 という並びになります
□元のファイル名を使用しない
20220905 の選択している年月日/時間のみになります
□作業前に確認
コピー/リネーム作業の前の確認ダイアログを表示します
□作業内容をツールチップで表示
デスクトップ左上に作業時のみツールチップを表示します
□コピーはバックアップフォルダに作成
マウスで選択したファイルの位置に Bakup というフォルダを作り
そのフォルダへコピーします、リネームは関係ありません、コピーのみです
□再起動
スクリプトを再起動します
□バージョン
バージョンを表示します
□終了
終了します
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呼び出しキーの変更
FileRenameKey.au3 をメモ帳などで開き以下の部分を書き換えます。;コピー / Ctrl + F1
HotKeySet("^{F1}", "_copy_Name_1")
;リネーム / Shift + F1
HotKeySet("+{F1}", "_re_Name_1")
;ファイル名取得 / F1
HotKeySet("{F1}", "_get_Name_1")
HotKeySet の後ろの一番上で言う "^{F1}" の "" の中を書き換えます。
書き換えは以下の部品を組み合わせ
^ Ctrlキー
+ Shiftキー
! ALTキー
a aキー
{F1} F1キー
Ctrl+Aキーなら ^a という具合にです。
Windows や他のアプリにて、すでに設定しているキーは使用できません。
ショートカットキーの詳細は Autoit send などの検索ワードで
以下のようなページで観覧可能です、ちなみに英語。
Function Send
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動画
スクリプトの動作は画像で説明しにくいので動作状況の動画を作成してみました、宜しければどうぞ。
FileRenameKey v1.00
00:00:00 FileRenameKey.au3 の初回起動、設定がメモ帳が開く
スクリプトは終了します
00:00:13 FileRenameKey.au3 起動、トレイアイコンに常駐します
00:00:23 トレイアイコンより設定の変更が可能
00:00:32 作業ファイルを用意します
00:00:42 ファイルを選択して F1キーを押すと
ファイルのフルパスがクリップボードへコピーされます
00:00:50 メモ帳を開いて貼り付け動作でファイル名が取得されたか確認
00:01:00 CTRL+F1キーでファイルを設定に合わせてコピーします
00:01:04 コピー前の確認ダイアログです
00:01:00 ファイル名の後ろに年月日をつけてコピーしました
00:01:13 トレイアイコンにて設定を変更
00:01:25 コピーするファイルを選択
00:01:29 CTRL+F1キーでファイルを設定に合わせてコピーします
00:01:34 ファイルの前に年月日と時刻を付加してコピーしました
00:01:44 作業ファイルを用意します
00:01:54 トレイアイコンにて設定を変更
00:02:02 Shift+F1キーでファイルを設定に合わせてリネームします
00:02:00 元のファイル名を使用せず年月日と時刻にてリネームしました
00:02:26 何かの作業をして、トレイアイコンをダブルクリック
00:02:37 元に戻しますか?で直前のものを元に戻す
00:02:42 ファイルが元に戻りました
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とまあ、こんな感じで
素早く日付をつけてバックアップするにはいいのではないかと。
そんなに日付を書き込んでバックアップする意味などある?であれば
こういうブログの記事ではあまりないと思いますが
プログラムなど、少々書き込んだ時点で保存して
任意の時点で元に戻したいは重宝いたします。
このスクリプトなりを使用しないでただコピーするだけですと
FileRenameKey
FileRenameKey - コピー
FileRenameKey - コピー (2)
という風にズラッとファイルが並んでしまうので
□コピーはバックアップフォルダに作成
これにチェックを入れておけばある程度は整理がつくはずです。
それでは、皆様のファイルが整理されますようにと
お祈りいたしまして、これにて終了です。
以上。
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