MouseGestureL.ahk で CTRL/Shift/ALT/Winキーが押されていれば待機/離されたら次の命令へ進む .ahk
記事の執筆に AI な類は使用しておりません。
はじめに
Windows で使用するマウスジェスチャーやスニペットツールで自動でキーを押すものがあります。
それらを複数使用していて
CTRL / Shift / ALT / Win キー を押す部分が不意に重なってしまい
バッティングすると CTRL / Shift / ALT / Win キー が押されたままになり
どのキーが押されているのか、上のキーを全部押して復帰する事態になります。
解決には CTRL / Shift / ALT / Win キー を離しているか?の
動作確認とキーを離すまでの待機命令が必要で1つ1つ書くのが面倒。
AutoHotkey系の .ahk ファイルを使用しているアプリであれば
ファイルをコピーして離しているかの確認が1行で済むファイルを作りましたので
置いておきます。
使用できると思われるアプリの名前を挙げるとしますと以下です。
AutoHotkey ( 未確認 ) / MouseGestureL.ahk / FastKeys ( 有料体験版で確認 )
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ファイルをダウンロード
AutoHotkey系のアプリで CTRL / Shift / ALT / Win キー を離しているか?の確認とキーを離すまで待機するの命令を1行で済むファイルは
以下でダウンロード可能です。
KeyCheck v1.00 ( 2022/09/18 )
AutoHotkey系で使うCTRL/Shift/ALT/Winキーを離すまで待機の .ahk ファイル
MD5:9065C6E5FA730696EF4991E8C61696E7
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ご注意
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ブログで配布しているファイルを使用する場合は
自己責任にてお願いいたします。
このブログの管理者 気ままさん は
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すべての事柄において責任を負いません。
これに同意をいただけない方へのご使用は許可いたしかねます。
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使用の準備
上で入手しました圧縮ファイルを解凍しましたら Lib というフォルダをMouseGestureL.ahk の場合なら MouseGestureL.exe と同じフォルダにコピーし
MouseGestureL.ahk を再起動して終わりです。
不要なら KeyCheck.ahk / KeyCheckUP.ahk を消して
MouseGestureL.ahk を再起動して終わりです。
AutoHotkey系のアプリであれば大抵実行ファイルのあるフォルダに
Lib のフォルダをコピーすればいいかと、動作すればそれでよく
動作しなければその AutoHotkey系のアプリで使えないというだけです。
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使用方法
CTRL / Shift / ALT / Win キー が押されている場合は
止めたいという箇所に命令を入れます。
KeyCheck.ahk なら KeyCheck()
KeyCheckUP.ahk なら KeyCheckUP() として命令に入れるだけです。

前者の KeyCheck() は押しているかの判断と待機のみ、
後者の KeyCheckUP() は押しているかの判断と待機に加え押されている
CTRL / Shift / ALT / Win キー の離す動作を試みます。
通常使用では前者の KeyCheck() で大丈夫です。
何かで使う場合の手段の一例として KeyCheckUP() を同梱してあります。
Pic フォルダに書き方といいますか
ただ命令を付加しただけの画像と例を用意してありますのでご観覧ください。
Movie フォルダに使用状況の動画を用意してあります。
Pic にある設定を実際登録した例になります。
【 目次へ戻る 】
動画
文章だけですとわかりにくいのでMouseGestureL.ahk での動作状況を動画にいたしました。
宜しければご観覧ください。
■設定
00:00:00 コピー元フォルダにファイルが存在しているかの確認
00:00:14 MouseGestureL.ahk の存在するフォルダを開きます
00:00:16 Lib フォルダを MouseGestureL.exe の存在するフォルダへコピー
00:00:30 MouseGestureL.exe を起動します
00:00:40 エクスプローラー ( デスクトップ ) で動作するようにの設定例です
00:00:42 ジェヤスチャーを右クリックし左移動で何かを行うよう登録
00:00:52 以下を貼り付けます
;時間待ち この待機時間で意図的に自分で CTRL を押し続ける
Sleep, 1000
;CTRL キーが押されている間はこの命令より下へ進まない
KeyCheck()
;押されていた CTRL キーが離されたらメモ帳を開く
;プログラムを起動
MG_RunAsUser("notepad", "", "")
00:01:08 アクションを適用 を押し忘れないように
■実行
00:01:16 右クリック+左移動して登録したジェスチャ動作を呼び出す
00:01:18 意図的に自分で CTRLキー を押し続けると次へ進まない
00:01:26 押している CTRLキー を離すとメモ帳が起動
00:01:31 同じ事を繰り返します
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とまあ、こんな感じで使うと便利かもしれないものでした。
この記事でのファイルは初心者様が簡単に導入でき使えるという目的であり
中級者様以上は自分で効率的に書けるであり不要です。
それでは、皆様のパソコン環境が少し便利になりますようにと
お祈りをいたしまして、これにて終了です。
以上。
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