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自分が実際触って判断した Win /アプリの設定、商品の簡易レビューがメイン。
2022年3月より執筆のご依頼は諸事情によりお断りさせて頂いております。



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VeraCrypt 日本語化/使用方法/コンテナのマウント/アンマウントをバッチファイルで行う

商品リンクをクリックし通販サイトへ飛ぶ物は 「 広告 」のリンクです。
記事の執筆に AI な類は使用しておりません。


2023/07/24 追記
VeraCrypt のコンテナ内で、シンボリックリンクを作成しようとしている人は
少々罠がありまして、コンテナへデータをコピーする前に NTFS へ変換すること。
Win11 VeraCrypt コンテナでシンボリックリンクが作成できないの改善


はじめに

Windows で HDD のデータを暗号化をする VeraCrypt があります。

この VeraCrypt の素晴らしいところはコンテナという1つの暗号化領域を作って
マウントし ( パスワードを入れてフォルダのようにして使える )
その中にファイルを放り込めば自動で暗号化、
復号しなくてもファイルを開けるものでとても便利であります。

ただファイルを指定してマウント、パスワードを入れて使えるようにする作業と
使用しない/離席するなどで鍵をかける ( 解除する/フォルダを開けなくする )
アンマウント作業が面倒であったり。

これらのファイル選択やパスワードの入力作業を
楽にするバッチファイルを作ってみました。
置いておきますので宜しければどうぞ。

【 目次へ戻る 】

バッチファイルのダウンロード

VeraCrypt のマウント、アンマウント作業を楽にするバッチファイルは以下です。

VeraCrypt_Mount v1.00 ( 2022/09/23 )
VeraCrypt のマウント作業をバッチファイルで

MD5:135E57024A3B8742F16E7E26ADA0F0E5

メモ帳などで開いて自分の環境に書き換え、実行すれば使用可能です。

VeraCrypt.exe もしくは VeraCryptPortable.exe を指定します。
ファイル名は実行形式か、ポータブル版か、PortableApps.com で
入手したものかで変化します。

ファイルが複数入っていますが、パスワードを入力する、PIM を使用する、
マウントするドライブを任意で選択する、パスワードは VeraCrypt で入力する
という類で何個か入れておきましたので、read.txt をご観覧ください。

ちなみに実行するとコマンドプロンプト ( cmd.exe ) という黒い画面が出ます。
バッチファイルによってはコマンドだけ VeraCrypt へ渡して終了の物もあるので
ウィンドウが出現してすぐ消えるというウイルスな挙動をしますが
ウイルスではありません、ご心配ならメモ帳で開けば
すべて読めますのでご確認ください。

*** ご注意 ***

ブログに書いてあることや
ブログで配布しているバッチファイルを使用する場合は
自己責任にてお願いいたします。

このブログの管理者 気ままさん は
ブログに書いてあること、ブログで配布している
バッチファイルを使用して発生した
すべての事柄において責任を負いません。

これに同意をいただけない方へのご使用は許可いたしかねます。

【 目次へ戻る 】

画像

バッチファイルを使用しての画像になります。
バッチファイルの番号により表示は違いますが、挙動は同じです。

バッチファイルは VeraCryptPortable にて動作確認をしております。
以下のページにてWindowsアイコンの Windows: → Portable version: にて。

VeraCrypt

もしくはこちらです。

VeraCrypt Portable | PortableApps.com

Portable ( ポータブル ) はインストールをしなくても使用できるので
試したいけれどパソコンにゴミがたまるのは嫌だの人には人気です。

マウントのバッチファイル。
パスワードを入力して Enter キー で指定のファイルを指定ドライブへマウント。

VeraCrypt_20220923_0001.jpg

マウントするドライブを指定できるバッチファイル。

VeraCrypt_20220923_0002.jpg

アンマウントのバッチファイル。
バッチファイルが存在するドライブを解除したり
すべてのドライブに解除コマンドを送ったり
指定のドライブだけ解除の選択が可能です。

VeraCrypt_20220923_0003.jpg

マウントの解除で
すべてのドライブに解除コマンドを送る は
解除をしようとして失敗しましたのダイアログは表示されません。

これはすべての存在するドライブに解除コマンドを送るため
通常の HDD 類が何個もあるとマウントファイルではありませんのダイアログが出て
鬱陶しいのでエラーダイアログが出ないパラメーターを付加しております。

【 目次へ戻る 】

パスワード入力時の注意

上の画像で言うパスワード画面ですが。

VeraCrypt_20220923_0001.jpg

ご観覧の通りに、パスワードの入力時には丸見えですので
後ろに人がいないかなどの確認は必要。

また、ウイルスなどで画面をキャプチャーなどをされる類が
仕込まれているとパスワードが漏洩します。

同じくパスワードを VeraCrypt にコマンドとして送るので
どのアプリにどのコマンドで呼び出すか?の監視するアプリを入れていても
パスワードが漏洩します。

パスワードのみ VeraCrypt で入力するバッチファイルも
同梱してありますのでご心配ならそちらをご使用ください。

【 目次へ戻る 】

VeraCrypt Portable の入手方法

上にも書きましたが一応 VeraCryptPortable の入手方法。
上が本家で、下が本家をポータブル化して配布するとの有名なサイトです。

以下のページにてWindowsアイコンの Windows: → Portable version: にて。

VeraCrypt

もしくはこちら。
VeraCrypt Portable | PortableApps.com

実行ファイル形式ですが実行すると解凍だけ行います。

暗号のファイル、コンテナは拡張子がなくても動作するので
VeraCrypt の実行ファイルを起動しコンテナ指定で呼び出すか
この記事でのバッチファイルで指定し呼び出すか
コンテナファイルの拡張子を1つに決めておき
実行ファイルへ関連付けでしょうか。

【 目次へ戻る 】

VeraCrypt を日本語化

VeraCrypt は起動すると英語なので日本語化の方法です

VeraCrypt を起動しまして

1.Setting タブより
2.Language.. を選択

VeraCrypt_20220922_0009.jpg

ウィンドウが出るので

1.バーを下の方にスクロール
2.日本語 を選択
3.OK

VeraCrypt_20220922_0010.jpg

【 目次へ戻る 】

VeraCrypt でコンテナを作る

VeraCrypt での暗号化の場所 ( コンテナ ) の作成方法です。

コンテナを作成する前の注意としましては
HDD 自体にエラーといいますか破損があると駄目なので
事前に chkdsk をかけておけば安全です。

もう1つの注意としましては新品の HDD でデータがないなら
すぐに終了しますがデータが多かったりすると時間がかかります。
そして故障しかかっているレベルの HDD ですと、トドメを刺される場合があります。

NEC LAVIE公式サイト
Windows 10でハードディスクのエラーをチェックする方法


最初から新品の外付け HDD をとの場合なら、
私が購入した以下で動作確認済みです。

WD デスクトップHDD 4TB USB3.0 WD Elements Desktop
外付けハードディスク WDBBKG0040HBK
Amazon / 楽天市場 / Yahoo!

話を元に戻します、 VeraCrypt を起動します。

1.コンテナの履歴を保存しない場合はチェックをしておく
2.ボリュームの作成

VeraCrypt_20220922_0001.jpg

1.通常のファイルとしてコンテナを作成する場合は
  暗号化されたファイルコンテナを作成
  バッチファイルを使用するならこちら
2.次へ

VeraCrypt_20220922_0002.jpg

1.HDD にコンテナファイルが見えるようにするなら
  VeraCrypt標準ボリュームを選択、バッチファイルを使用するならこちら
2.次へ

VeraCrypt_20220922_0003.jpg

コンテナを作成する場所とファイルを指定

1.ファイル保存ダイアログが出るのでフォルダとファイル名を書き込む
  D:\VeraCrypt.vc との例で後ろの .vc が拡張子、拡張子は自由に変更できます。

  オリジナルの .aaa などでもよい、ただ大容量なのでメモ帳で開く .txt など
  Windows で使用しているファイルで指定すると間違ってダブルクリックした場合に
  違うアプリで開いたりするとフリーズ案件なので注意をする

  拡張子に .tmp / .temp / .log などの一時ファイル名を指定すると
  それらを自動で掃除する、削除するアプリがあるので
  この拡張子は指定しない事

2.履歴を使用しなければチェックをする
3.次へ

VeraCrypt_20220922_0004.jpg

暗号アルゴリズムは自由でいいです、気にしなければデフォルトで

1.AES を選択
2.SHA-512 を選択
3.次へ

VeraCrypt_20220922_0005.jpg

コンテナのサイズを指定します。
自分の指定したいサイズを入力します。

1.指定サイズ+指定の単位を入力します
2.容量を指定します
3.次へ

  画像では 3.64 TB で 全部の容量を指定したいので 3640 GB = 3.64 TB です
  1000 MB を 1024 MB で計算しているのか 3640 GB で作成すると
  85 GB 残量が出ましたので計算する必要がある
  面倒なら2つ下の説明 ( フォーマットの画面 ) でギリギリまで数値を入れられます

VeraCrypt_20220922_0006.jpg

コンテナのパスワードを決めます、これを忘れると作成したコンテナが開けなく
コンテナが開けないとデータも読み書きできません。

1.パスワードを入力
2.間違いがないか同じパスワードを入力
3.上から
  キーファイル:ファイルを鍵にして開く、鍵をなくしたり鍵を編集したりは厳禁
  パスワード表示:入力したパスワードの確認
  Use PIM:数字キーを入力してコンテナを開く

  大抵はパスワードのみで十分です

4.次へ

VeraCrypt_20220922_0007.jpg

コンテナを作成する、フォーマット画面です

1.4GB 以上のファイルをコピーする場合は NTFS へ
2.このウィンドウ上でマウスを動かしているとバーが進んでいきますので右端にくるまで
  マウスをランダムに動かします
3.実際にフォーマット、コンテナを作成します

  2つ上でコンテナの容量を HDD ギリギリで作りたいの場合との説明は
  3.でフォーマットボタンを押すと指定した HDD にファイルができるので
  指定した容量と HDD の全体容量で引き算をして余った容量を追加します
  上2つ前の画像の例であれば 3640 GB 指定で作成し HDD の残り残量が
  85 GB だったので 3640 + 85 = 3725 GB で指定し直します
  数値を確認したら4.でフォーマットは中止できます

4.中止する場合は 中断ボタン
5.コンテナの作成した状況:パーセントゲージ
6.コンテナを作成しているスピードです
7.コンテナ作成完了時間です
  4TB の USB 3.0 外付けで7時間程度かかるので休日か寝る前?がよい

VeraCrypt_20220922_0008.jpg

作業が終了したらコンテナの作成は終了。

【 目次へ戻る 】

VeraCrypt でコンテナをマウント/アンマウント

上で作成したコンテナをバッチファイルではなく
VeraCrypt のウィンドウでマウントする方法です。
本来はこちらのマウント方法が通常方法。

マウント:
コンテナをフォルダとして認識させ
ファイルを読み書き可能にする状態

アンマウント:
マウント状態を解除してコンテナ内のデータを
読み書きできないように閉じる作業

1.ファイルの選択 にて作成したコンテナファイルを選択
2.マウント ボタンでパスワード入力画面でが出るので
  パスワード類を指定するだけ

マウントを解除/アンマウントしたい場合
3.全てアンマウント を選択

VeraCrypt_20220922_0011.jpg

-----

とまあ、こんな感じで
VeraCrypt でバッチファイルを使用してマウント/アンマウント方法と
VeraCrypt の使用方法な類でした。

このコンテナ方式は一々暗号/復号という手間がなくとても便利。
ただ作成時に時間がかかるという面もありますが。

それでは皆様の大事なデータが守られて
安心してパソコンを使えますようにとお祈りいたしましてこれにて終了です。

以上。

おすすめリンク

・WD デスクトップHDD 4TB USB3.0 WD Elements Desktop
 外付けハードディスク WDBBKG0040HBK を
 Amazon / 楽天市場 / Yahoo! で検索する。

関連リンク

VeraCrypt
Win11 VeraCrypt コンテナでシンボリックリンクが作成できないの改善
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