Win10 パソコン初心者でもドライバを簡単に削除可能な Device Cleanup Tool
記事の執筆に AI な類は使用しておりません。
はじめに
Windows にてパソコンに差し込む USB機器 の調子が悪いなどでドライバを消したいになる場合がありますが
そもそもドライバって何?というパソコン初心者さんには手間がかかる。
出来るだけ簡単にドライバを消すには?
という問題にて解決するフリーソフトがあるので使い方などを
ブログネタにて。
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Device Cleanup Tool をダウンロード
ドライバを簡単に消すフリーソフトが必要なのでダウンロードします。よくある胡散臭いアプリではなく、きちんとした実用に耐えられるものであり
圧縮ファイルを解凍して起動するだけで使用可能です。
ただサイトは英語です、アプリも英語ですが
特に日本語化をしなくても簡単に使えますので大丈夫。
Uwe Sieber's Homepage
Tools ( Misc Tools ) のリンクより入りまして
ページの 1/3 程度の位置にある Device Cleanup Tool です。
ブラウザのページ検索機能 ( キーボード CTRL + Fキーの同時押し ) で
Device Cleanup Tool にて探してもOK。
ダウンロードはこれがあるのでそこから。
Download: DeviceCleanup.zip
ちなみに、すぐ下にこれがありますが
こちらはコマンドラインという自分で命令を打ち込む方なので
初心者様は使うのには難しいので使いません。
Device Cleanup Cmd
DeviceCleanup.zip を解凍したら
Win32 / x64 のフォルダがあるので 自分の Windows が
32 bit なら前者 / 64 bit なら後者の DeviceCleanup.exe を起動します。
どちらかわからない場合は、x64 の方を起動してみて
起動しなかったら Win32 の方を起動します。
注意なのは 64 bit なのに前者の Win32 ( 32 bit ) で操作すると
ドライバが消えないものがあります、権限が違うので消えない類なので
このアプリが悪いなどではありません。
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使い方
DeviceCleanup.exe を起動する前に削除する予定の USB機器 が接続されていたらパソコンから抜いてください。
接続している ( ドライバが有効になっている ) と削除できませんので必需。
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さらに注意としまして、Windows の標準なドライバではなく
自分でインストールした類のドライバを削除すると
自分で用意したドライバを自分で入れるまで
その機器は使用できなくなります。
ネットワーク類の機器のドライバを削除するで
手元にドライバがなく、ほかにネットワークに接続できる機器がない場合は
ネットに接続できなくなるためにドライバをネットで入手できない
という状況が発生するので消す前に消す予定の機器のドライバを
自分でインストールした?かを必ず思い出し必要なら用意をしてください。
大抵手持ちの機器名+ドライバで出てきます。
ドライバは必ず機器のメーカーのページで入手してください。
バージョンが上だからとよくわからないところで入手すると
大抵は実行ファイルがウイルスかマルウエアで
要はパソコンに害があったりデータが盗まれたり
盗み見られたりする可能性があるので、の意味です。
外付けの HDD / SSD / USBメモリ / SDカードリーダー などは
大抵 Windows の標準ドライバで動いていると思うのでこれらは大丈夫そう。
あくまで大丈夫そう、ではありますが。
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DeviceCleanup.exe を起動すると以下になります。
消したい機器を一覧から判別するわけですが
1~5を横に見て判別します。
データを書き込む USBメモリなどは 1.にボリュームラベル
名前があるのでわかりやすい、この画面なら
SD / ボリューム / H:\ / CopySD T:\ / Generic- ~ など。
2.の接続した日付でも判断可能です。
Minutes ( 分 ) なら最近に刺したもの、Day ( 日にち ) など
3.もデータを書き込む USBメモリなどは判別が簡単で
WPD / Volume / DiskDrive などです。
4.もデータを書き込む USBメモリなら
WUDFWpdFs / volume / disk など。
5.同じく
SWD / STORAGE / USBSTOR など。

消したいものを発見できたら
選択してキーボードの DELキー で即消えます、確認などもないので注意。
もしくは選択してから右クリックして Remove Device を選択。
ちなみにドライバを削除したら、パソコンを再起動してください。
面倒くさがってそのまま使って USB機器を差し込むと
パソコンが固まる案件 ( ブルースクリーン ) にもなり得ます。
ドライバの情報を見たいなら右クリックをして Properties です。
一応、ここに出るドライバは、接続していないものが出るので
手当たり次第には消せますが、後々に必要なドライバがあったり
入れ直すのが面倒だったりしますので
目的のもの以外で初心者様はあまり触らない方がよい。
もちろん自分で対処します、という人は
自己責任にて行ってもらって大丈夫です。
ただ共用パソコンだったり会社で使うだったり支障がある場合は
怒られるでは済まない場合があるので、留意をしておく事。
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ブログで紹介しているアプリを使用する場合は
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使用の具体例
先ほど USBメモリ にデータを書き込もうとしたら途中で接続が切れるが連発してコピーができない。
チェックディスクという機器が壊れたのではないか?という類の
作業もやり直してくださいで困りごとになる。
一度 USBメモリ を抜いて、パソコンを再起動して
USBメモリ を差し込んでも改善しないので、USBメモリ を抜き
この記事でいうドライバを削除して、パソコンを再起動。
USBメモリ をパソコンへ差し込みチェックディスクにて正常終了。
データ書き込み正常終了で
ドライバのデータがおかしくなってエラーが出ていたという類で使うものです。
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ブルースクリーンが発生するの改善
ドライバを削除し、再起動してからパソコンが起動時にフリーズ ( ブルースクリーン ) したり
スリープや休止へ移行したり、復帰したりで同じくフリーズが
頻発する場合があるのが想定されます。
これは、ある程度原因が絞れましてパソコンの起動時などで
本体のデータと事前に溜めておき、そこから読むデータとで差異があるから。
Aのデータを読むのにAに関連するデータがない。
という類に発生します、このデータがないは今回の例でいえば
ドライバを消したからになります。
改善には3つあり設定したらパソコンを再起動させてください。
ドライバを消す → 下の1~3を設定する → 再起動がスムーズ。
1.高速スタートアップを停止しておく
悪名高い、高速スタートアップを止めてください。
読み込み時に高速化するため、データを溜めておくので
差異が発生しやすいです。
このページがわかりやすいです。
ページ中央の 2. 高速スタートアップを無効に設定する方法 です。
先頭の 1. 高速スタートアップを一時的に無効にする方法 ではありません。
NEC LAVIE公式サイト
2. 高速スタートアップを無効に設定する方法
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2.pagefile.sys を再作成する
これは Windows が起動する場合に一時的に読み込むデータを保存して
そこから連続して読み込みます。
これも差異が発生すると読み込むデータがないでフリーズする案件。
作成し直す方法は以下にて。
Win10
仮想メモリとは? 設定方法まで詳しくご説明 | ドスパラ
Win11
仮想メモリのサイズを変更する方法 | ドスパラ
面倒なのでコマンドで打ち込みたいの方法であれば
私の記事でよろしければ以下にて
Win10 バッチファイルで hiberfil.sysとpagefile.sys の削除or再作成する。
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3.hiberfil.sys を再作成する
こちらはスリープや休止時にデータを一時保管するファイルです。
これもファイル内容の差異により復帰時に固まるの原因。
同じく以下の方法で作成し直します。
休止状態を使用しない設定に変更する方法 | ドスパラ
・休止状態を使用しない設定に変更する方法 の以下2つのファイルを
右クリックしてからダウンロードし
off.bat から on.bat の順に実行します、必ず off から on です。
off で終わらせてしまうとスリープや休止時に使用するファイルが作成されず
スリープや休止時が使用できなくなります。
使用時には黒い画面、コマンドプロンプト ( cmd.exe ) が出まして
すぐに閉じます、とてもウイルス的な動作なのですが
単なるコマンドを実行して閉じているだけなので心配はありません。
ファイルの中身はメモ帳で観覧できるので
文字列を検索してみればしている事の意味はわかるはずです。
大抵これらの配布されているファイルは中身を検索してから使うもの。
パソコンの安全のために何をしているかを確認しておくの意味で
上から目線で書いているというものではありません。
意図しなく悪用されてからでは遅いというご注意にて表現しております。
上のファイルは私の記事でいう hiberfil.sys の作成コマンド類と同じです。
ファイルになっているというだけ。
Win10 バッチファイルで hiberfil.sysとpagefile.sys の削除or再作成する。
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とまあ、こんな感じで
Windows のドライバを初心者様でも簡単に削除可能な
Device Cleanup Tool の入手方法と使い方でした。
面倒な作業を簡単に行えるこれらのフリーソフト作者様に感謝を。
それでは、皆様の USB機器 がドライバの削除で復活しますようにと
お祈りをいたしまして、これにて終了です。
以上。
おすすめリンク
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・【簡単】 Win10 バッチファイルでドライブレターを変更 diskpart 不使用・Win10 バッチファイルで hiberfil.sysとpagefile.sysの削除or再作成する。
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