パソコン版 GoogleDrive のTEMP を ImDisk ( RamDisk ) フォルダに設定する。
記事の執筆に AI な類は使用しておりません。
2023/02/11 追記
Win11 で RamDisk のフォーマットを exFAT にしたら使用できないと同じく出ました。
Win10 で NTFS フォーマットは問題なかったので
Win11 が駄目なのか exFAT が駄目なのかアプリが改良されたのかは不明。
私の環境では ImDisk の相性で exFAT を使わなくてはならないので
HDD へ設定し使っております、一応この記事は残しておきます。
【 目次 】
はじめにレジストリを変更
RamDisk に設定した場合の注意
ドライブ/フォルダが存在するまで待機のバッチファイル
GoogleDriveFS.exe を強制終了せるバッチファイル
上2つのバッチファイルをダウンロード+レジストリ+おまけ
Google Drive 通常でのTEMP設定
おすすめリンク/関連記事
はじめに
パソコン版の GoogleDrive ( Google ドライブ ) の TEMP フォルダキャッシュなフォルダを ImDisk ( RamDisk ) の
ドライブへ指定していたのですが何気に変更しようとしたら
-----
ローカルにキャッシュされたファイルのディレクトリを
変更することは出来ません。
指定した場所のファイルシステムはサポートされていません。
-----
このようなメッセージ、エラーが出て設定できないので
変更しようなブログネタ。
【 目次へ戻る 】
レジストリを変更
GoogleDrive の TEMP 、キャッシュ位置はレジストリにて設定されているだけなので書き換えます。
-----
以下を作業する場合は GoogleDrive のアプリ
GoogleDriveFS.exe を終了させてから行います。
レジストリ値をいじる場合、DELキーは使わないでください
意図しない箇所で DELキー を押して重要なキーが消えると
パソコンが起動しなくなります、文字をマウスで反転させるなりで
作業をした方が安全です。
-----
位置はここの ContentCachePath な値。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Google\DriveFS
書き換えは regedit.exe で行います。
Winキー+Rキー を同時押しして出たウィンドウに以下を入力。
regedit
レジストリエディタが開きますので
1.この部分の左に コンピュータ~ とあるので以下を貼り付けて Enter キー
HKEY_CURRENT_USER\Software\Google\DriveFS
左のモザイクがかかっている部分がフォルダと同じ階層みたいに
なっているので上と同じ DriveFS フォルダが開いているかを必ず確認。
2.ContentCachePath をダブルクリックします
3.変更するフォルダ名を入力

フォルダに半角スペースが含まれている場合でも
特に "" で囲まないでそのままでOKな模様
○
R:\Temp\GoogleDrive
R:\Temp\GoogleDrive 1
×
"R:\Temp\GoogleDrive"
"R:\Temp\GoogleDrive 1"
書き換えたら GoogleDrive を起動させます。
*** ご注意 ***
このブログに書いてある事の実行は
自己責任にてお願いいたします。
このブログの管理者 気ままさん は
記事に書いてあることを実行して発生した
すべての事柄において責任を負いません。
これに同意をいただけない方への
このブログに書いてある事の実行は許可いたしかねます。
【 目次へ戻る 】
RamDisk に設定した場合の注意
RamDisk に TEMP を指定した場合の注意を書いておきます。1.
必ず指定した RamDisk のドライブが存在する場合に
GoogleDrive を実行する様にしてください。
バッチファイルで指定のドライブがあったら起動するなど
デリケートな問題になります。
2.
GoogleDrive を実行している状態で
RamDisk のファイル群が消える状態は避けてください。
これはスリープや休止などを行う前に
GoogleDriveFS.exe を終了させてからスリープや休止へ移行し
復帰したら GoogleDriveFS.exe を起動するなど。
RamDisk の内容を自動で書き戻すアプリがありますが
起動中に書き戻してファイルは存在していればいいのでは?
と考えますが駄目です。
具体的にはパソコンがランダムでプチフリーズするか
最悪ブルースクリーン案件なので。
【 目次へ戻る 】
ドライブ/フォルダが存在するまで待機のバッチファイル
上の注意にて RamDisk のドライブの存在確認をするまでGoogleDriveFS.exe を実行しないのを作れば解決。
と思うかもしれませんが少々の手間があり。
GoogleDriveFS.exe の位置がバージョンで変化するので
バージョンが変わるたびに書き換えるは面倒です。
以下のフォルダにショートカットが作成されているので
このショートカットで GoogleDriveFS.exe を起動する様にします。
C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs
上の位置になかったら "Google Drive.lnk" でパソコン内を検索すれば
どこかにあるはずです。
-----
具体的なバッチファイルとしては以下になります。
上の SET の部分を自分の環境に書き換え。
SET chk=R:\
SET lnk=C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Google Drive.lnk
rem -----
echo off
cls
echo.
echo %chk% の存在が確認されるまで待機します。
echo.
:start_001
if exist "%chk%" goto :start_010
timeout /t 1 /nobreak>nul
goto :start_001
:start_010
timeout /t 3 /nobreak>nul
start "" "%lnk%"
exit
【 目次へ戻る 】
GoogleDriveFS.exe を強制終了せるバッチファイル
パソコンをスリープや休止へ移行する前にGoogleDriveFS.exe を強制終了するだけのバッチファイルです。
当然ながらパソコンでファイルを同期中に使用すると
同期しているファイルの内容が止まるのでどうなるかは不明です。
正常ではないファイルになるは確実なので注意すること。
SET exe_name=GoogleDriveFS.exe
rem -----
echo off
cls
taskkill /IM "%exe_name%" /F
exit
【 目次へ戻る 】
上2つのバッチファイルをダウンロード+レジストリ+おまけ
上でバッチファイル、レジストリって何?という人がいますのでファイルを用意してあります、ダウンロードは以下にて。
実行するだけで上の説明と同じことをするファイルです。
GoogleDriveFS_Setting v1.00 ( 2023/01/13 )
GoogleDriveで使用するBAT/TEMP変更レジストリ
MD5:409FDDC40628B78DA0505007EB454732
解凍して、メモ帳などへドラッグして自分の環境に書き換え保存し
実行するだけです。
レジストリファイルでフォルダを指定する場合、
フォルダの区切りは \ ではなく \\ と \ が2つです。
*** ご注意 ***
ブログに書いてあることや
ブログで配布しているバッチファイルを使用する場合は
自己責任にてお願いいたします。
このブログの管理者 気ままさん は
ブログに書いてあること、ブログで配布している
バッチファイルを使用して発生した
すべての事柄において責任を負いません。
これに同意をいただけない方へのご使用は許可いたしかねます。
【 目次へ戻る 】
Google Drive 通常でのTEMP設定
Google Drive での通常方法での設定方法を一応記載しておきます。Google Drive のトレイアイコンをクリックし
1.設定ボタン を押す
2.設定 を選択

1.設定ボタン を押す

下にスクロールをして
1.ローカルにキャッシュされたファイルのディレクトリの
右にある 変更 ボタンを押す

ImDisk ( RamDisk ) のフォルダを指定しようとすると
このエラーになります、この記事で書き換えが可能。
-----
ローカルにキャッシュされたファイルのディレクトリを変更することはできません。
指定した場所のファイルシステムはサポートされていません。
-----

-----
とまあ、こんな感じで
Google Drive の TEMP へ ImDisk ( RamDisk ) のフォルダを指定使用でした。
スリープや休止状態への移行をする人は少々気をつけなくてはなりませんが
RamDisk へ TEMP を設定するメリットはある、と私は思っております。
それでは、皆様の Google Drive の作業が捗りますようにと
お祈りいたしまして、これにて終了です。
以上。
おすすめリンク/関連記事
・Amazon関連リンク
・ダウンロード - Google ドライブ・パソコンのメモリを増設したら ImDisk Toolkit を入れ RamDisk を作成しよう。
・【ImDisk Toolkit 設定】 Win10 64bit で 4GB 以上の RamDisk を作成
- 関連記事
-
- パソコン版 GoogleDrive のTEMP を ImDisk ( RamDisk ) フォルダに設定する。 (2023/01/13)
- 一太郎付属 ATOK 2019 日本語変換時アプリがフリーズ/応答なしの改善・設定方法 (2021/04/21)
- Proster社製 HDMI分配器 切り替えは素早く安定 電源不要 3入力2出力 (2019/08/09)
- データのダウンロードが頻繁に止まる ルーターの劣化が原因かも。 (2019/06/24)
- 【簡単】 2019年5月版 Googleアカウントを電話番号を入れないで取得する方法 (2019/05/10)
- パソコンのメモリを増設したら ImDisk Toolkit を入れ RamDisk を作成しよう。 (2019/05/03)
- 保存したブログの記事を開いてログオン名が漏れる。 (2016/01/03)
- robocopyでファイルを同期して外付けHDDにバックアップ (2014/03/16)
- もう売っていないOSのバックアップを作る。 (2014/03/11)
- 東芝 dynabook で FNキー を無効にする。 (2014/03/09)