Everything search engine で拡張子ごとに開くアプリを指定する方法
記事の執筆に AI な類は使用しておりません。
【 目次 】
はじめに簡易設定
常に特定のアプリで呼び出す
こだわりな人向け設定
ファイルのダウンロード
書き換え方 DragOpen1.bat
書き換え方 DragOpen2.au3 / DragOpen3.au3
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はじめに
Windows で高速にファイル検索ができるEverything search engine - voidtools にて
通常はファイルをダブルクリックすると関連づけされた
アプリで開くだけですが特定のアプリで開きたい場合がある。
その場合には 右クリック → 送る → 起動するアプリ の選択ですが
数秒程度かかるので 右クリック → 起動するアプリ へ設定する方法。
簡単な方法と手間がかかってもいいので効率化したい。
こだわりが強い人への設定の双方があります。
想定としましては写真を日付で整理 ( ZIP で圧縮 ) していて
Everything search engine にて検索し
圧縮ファイルを観覧できる ZipPla で直接ファイルを読み込みたい。
通常圧縮ファイルは圧縮解凍するアプリで使用するため
関連付けは変更したくないけれど
Everything search engine で呼び出す場合のみ指定のアプリでという類。
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常に特定のアプリで呼び出す
どのようなファイルでも特定のアプリで呼び出したいの設定。Everything search engine を起動します。
1.ツール タブにて
2.オプション を選択

1.コンテキストメニュー を選択
2.規定のファイラーでパスを開く を選択
3.この項目を表示 を選択
4.起動するアプリを以下のように入力する
$exec("ここに呼び出すアプリの実行名フルパス" "%1")
メモ帳の例なら
$exec("C:\Windows\System32\notepad.exe" "%1")
5.適用 を押してから閉じる

1.開きたいファイルを右クリックして
規定のファイラーでパスを開く を選択することで
上で指定したアプリで開きます

設定は以上です。
この方法の設定は簡単なのですが1つのアプリのみ登録なので
柔軟には使えないのが不満になります。
次の項目では拡張子ごとに起動するアプリを
変化することが可能な方法になります。
ただし、自分で書き換えるのに手間がかかるので
手間より利便性を大事にとのこだわりな人向けになります。
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ファイルのダウンロード
最初にファイルをダウンロードします。Everything search engine から受け取ったファイル名を分割し
この拡張子ならこのアプリで起動という作業をするファイル。
DragOpen v1.01 ( 2022/04/20 )
Everything search engine で使用する拡張子ごとで起動するアプリを変更
MD5:D20A3B35DC7A7F3C77D9B3A9FF6B579E
ファイルは3つあります。
DragOpen1.bat
とにかくお手軽、自分仕様に書き換えればこのファイルのみで使用が可能。
EXE化の手間を加えれば呼び出し時の
黒い画面 ( コマンドプロンプト / cmd.exe ) も出なくなる。
1つの拡張子で1つのアプリのみ呼び出し可能。
デメリット:
1つの拡張子で1つのアプリしか呼び出せない。
EXE化した場合は Windows の TEMP ファイルに
バッチファイルが出力され実行するので
ファイルの無駄な書き込みが生じる。
EXEへ変換するアプリは以下が簡単。
「VisualBat」バッチファイルの編集やデバッグを行う統合開発環境 - 窓の杜

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DragOpen2.au3
Autoit のファイル群が必要。
自分仕様に書き換え、EXEに変更して使用する。
1つの拡張子で1つのアプリのみ呼び出し可能。
デメリット:
Autoit のファイル群を用意しなくてはならない。
1つの拡張子で1つのアプリしか呼び出せない。
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DragOpen3.au3
Autoit のファイル群が必要。
自分仕様に書き換え、EXEに変更して使用する。
1つの拡張子に複数のアプリを登録可能でメニューより呼び出し可能。
デメリット:
Autoit のファイル群を用意しなくてはならない。
複数のアプリを設定した場合はメニューで
起動するアプリを選択する手間が増える。

EXEへ変換する方法は私の記事でよろしければ。。
AutoIt Windowsの操作を自動化 使用方法/日本語化

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登録方法は 常に特定のアプリで呼び出す と同じ。
DragOpen1.bat はこのファイル自体を設定する。
もしくは DragOpen1.bat を EXE変換したファイルを登録。
DragOpen2.au3 / DragOpen3.au3 は
Autoit のファイル群を書き換えてからEXEへ変換。
変換したEXEを登録。
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書き換え方 DragOpen1.bat
DragOpen1.bat をメモ帳で開き、以下の範囲を書き換えます。
ここから書き換え -----
ここまで書き換え -----
app1 という文字に E:\APL\ZipPla\ZipPla.exe を登録して起動する
SET app1=E:\APL\ZipPla\ZipPla.exe
ドラッグしたファイルの拡張子が .zip なら app1 を起動する
IF /I "%kaku%"==".zip" start "" "%app1%" %1
この様に書き換えます。
書き換えるのは上でいう app1 / .zip / %app1% の部分になります。
別のアプリを登録する場合は app2 などへ数値を書き換えれば楽です。
数個の見本を書き込んでおきましたので、ご観覧ください。
書き換え、保存して DragOpen1.bat へ登録した拡張子のファイルを
ドラッグすると登録したアプリで開きます。
【 目次へ戻る 】
書き換え方 DragOpen2.au3 / DragOpen3.au3
DragOpen2.au3 / DragOpen3.au3 をメモ帳で開き以下の範囲を書き換えます。
ここから書き換え -----
ここまで書き換え -----
.zip か .rar の拡張子の場合は app1 という文字に
ZipPla を登録して起動する
If $szExt = ".zip" or $szExt = ".rar" Then
;呼び出すアプリの設定
$app1 = "E:\APL\ZipPla\ZipPla.exe"
$chk1 = 1
EndIf
この様に書き換えます。
DragOpen2.au3 / DragOpen3.au3 で書式が違いますが
書き換える部分は同じ。
書き換えるのは上でいう
.zip / .rar / $app1 の = より後ろの部分のみになります。
上のバッチファイルは app1 を app2 などへ書き換えましたが
Autoit の方は書き換えませんので注意。
別の拡張子を増やしたい場合は
If から EndIf までをコピペして拡張子の部分を書き換えることで増やせます
数個の見本を書き込んでおきましたので、ご観覧ください。
書き換えたら EXE へ変換しファイルをドラッグすることで
関連したアプリで開きます。
DragOpen3.au3 は複数登録してある場合は
メニューが表示されるのでマウスで選択するとそのアプリで開きます。
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とまあ、こんな感じで Everything search engine にて
拡張子ごとに開くアプリを変更するでした。
普通に Windows な機能である 送る へ
登録すればいいのではありますが
展開する時間が無駄なのではないか?と思ってしまうのでこの方法に。
ちなみにこのファイル群を作るのに数日要したりで
時間がかかっているじゃない?との突っ込み事案になりますが
それはそれ、これはこれという逃げにて。
それでは、皆様に快適なパソコン環境が構築できますようにと
お祈りいたしまして、これにて終了です。
以上。
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