RmaDisk を TEMP に割り当てている環境で AUTOMATIC1111 の初回起動エラー
記事の執筆に AI な類は使用しておりません。
本題だけ。
AUTOMATIC1111 を導入しようとして
webui-user.bat を実行しても初回起動エラーという
ファイルがダウンロード、インストールされない場合があります。
その場合は、RamDisk を使用していて、OS の TEMP ファイルを
RamDisk に割り当てていないか?です。
心当たりがあれば、この記事で対処方法を書いておきます。
私の環境で言えば、ImDisk という RamDisk アプリにて。
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RamDisk を TEMP に割り当てているからエラーが発生するのであり
HDD なりへ TEMP を割り当てればいい。
ただ理由があり、割り当てているのであり
全体を戻すはあり得ないので特定のアプリを起動する場合のみ
TEMP の位置を戻せばいい。
バッチファイルなどで方法がありまして
都合のいいことに AUTOMATIC1111 も
バッチファイルで起動するので以下を書き換えるだけで解決。
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方法としましては G:\Temp\AUTOMATIC1111 を
TEMP フォルダに指定するとして以下のようになります。
AUTOMATIC1111 の場合は webui-user.bat をメモ帳で開き
以下を自分の環境に書き換えて保存するだけ。
@echo off の下の行へ挿入でいいです。
@echo off
set TMP=G:\Temp\AUTOMATIC1111
set TEMP=G:\Temp\AUTOMATIC1111

TEMP と TMP を G:\Temp\AUTOMATIC1111 に設定するの意味。
注意としまして、初回起動でファイルがダウンロードされ
インストールで使用する場所なので空き容量がないと設定する意味はないです。
どれだけ空き容量が必要かは確認していませんが、最低 10GB あれば安心。
外国のアプリなので、日本語や半角スペースは含めない方がいいです。
含めてもいいですが余計なトラブルが起きるかもなので
辞めましょうとの意味。
どうしても半角スペースを含ませる場合は、
前後に "" で囲いますがお約束です。
@echo off
set TMP="G:\Temp\AUTOMATIC1111"
set TEMP="G:\Temp\AUTOMATIC1111"
AUTOMATIC1111 の場合は最後の call で呼び出しているので
call webui.bat
これより上に set ~ が存在していれば良い。
ただし、内容によるので先頭に書いた方がいいですとの解釈で。
今回は AUTOMATIC1111 の場合の話ではありますが
ほかのアプリでも同様のエラーが出る場合があるので
RamDisk を使用していて TEMP を割り当てている人は
1つの方法として覚えておいても損はないです。
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それでは、皆様の AIイラスト作業が捗りますようにと
お祈りいたしまして、これにて終了です。
以上。
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