AutoHotkey CTRL+Vキー連打でクリップボード履歴アプリのショートカットキーを押す
記事の執筆に AI な類は使用しておりません。
はじめに
Windows で CTRL+Vキー で文章をクリップボードから貼り付けるを行っているかと存じますが
CTRL+Vキー+Vキー の連打で
クリップボード履歴アプリの履歴を呼び出したいと思い
履歴を呼び出す場合は大抵ショートカットなので
それを可能にする AutoHotkey の .ahk ファイルを書いてみました。
置いておきますので宜しければ。
【 目次へ戻る 】
AutoHotkey スクリプト
以下は AutoHotkey スクリプト なのでAutoHotkey を導入してある前提です。
導入は私の記事で宜しければ、以下にて。
・下準備 の部分です
最前列ウィンドウを任意の仮想デスクトップ番号へ移動する
AutoHotkey スクリプト
以下をメモ帳に貼り付け、自分の環境に書き換え
拡張子 .ahk として保存して実行するだけ。
常駐はトレイアイコンが表示されていればOK。
終了もトレイアイコンより。
以下は CTRL+Vキー 単体では通常の CTRL+Vキー を行い
CTRL+Vキー+Vキー と素早い連打で
CTRL+/キー ( キーボードの 「 め 」 ) を押すになります。
#InstallKeybdHook #UseHook ^v:: ;CTRL+vキー指定 KeyWait, v ;vキーが離されるのを待つ KeyWait, v, D, T0.15 ;vキーが押されるを 0.15 秒待つ / 0.15 から 0.2 まで 0.3 だと遅い If (ErrorLevel){ ;ErrorLevel が1=vキーが連打されない場合 Suspend, ON ;ショートカットキーを無効に Send, {CTRL DOWN}v{CTRL UP} ;通常貼り付け動作 CTRL+vキーの送信 Suspend, OFF ;ショートカットキーを有効に return ;戻る }else{ ;vキーが連打された場合 KeyWait, v ;vキーが離されるのを待つ< KeyWait, CTRL ;CTRLキーが離されるのを待つ BlockInput, ON ;キー入力をOFFに Send, {CTRL DOWN}{/ DOWN}{/ UP}{CTRL UP} ;履歴を呼び出すキーを押す BlockInput, Off ;キー入力をONに return }
書き換える部分は2つ、連打の素早さを変更する以下。
T の後ろの 0.15 の数値を増減。
Vキー連打をゆっくりしたい場合は増やします。
増やした分だけ貼り付ける CTRL+Vキーがワンテンポ遅れ違和感が発生。
KeyWait, v, D, T0.15
もう1つはクリップボードの履歴アプリで呼び出す
ショートカットキーを変更。
else より下の Send を書き換えます。
else より上の Send ではありません。
CTRL を押し、/ ( 「 め 」 のキー ) を押し、
/ ( 「 め 」 のキー ) を離し、CTRL を離すになります。
Send, {CTRL DOWN}{/ DOWN}{/ UP}{CTRL UP}
上手くいかない?は以下に変更してみて下さい。
Send, #e
Win+Eキー を押すショートカットで、フォルダが開きます。
これでフォルダが開くのにショートカットが押せない場合は
そもそもとして Vキー の連打が遅いか
設定するショートカットの書き換え方法が
間違っている可能性があります。
もしくはお使いの履歴アプリが何かの理由で
AutoHotkey で呼び出せないか。
問題の把握でお役に立つはずです。
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追記:2023/06/11
CTRL+Cキー連打の方が効率的にコピーした直後で呼び出せて良くない?
と気づいて地獄なので書き換え箇所を以下にて。
基本的に v を 押す部分を c に変更しただけです。
#InstallKeybdHook #UseHook ^c:: ;CTRL+cキー指定 KeyWait, c ;cキーが離されるのを待つ KeyWait, c, D, T0.15 ;cキーが押されるを 0.15 秒待つ / 0.15 から 0.2 まで 0.3 だと遅い If (ErrorLevel){ ;ErrorLevel が1=cキーが連打されない場合 Suspend, ON ;ショートカットキーを無効に Send, {CTRL DOWN}c{CTRL UP} ;通常貼り付け動作 CTRL+cキーの送信 Suspend, OFF ;ショートカットキーを有効に return ;戻る }else{ ;cキーが連打された場合 KeyWait, c ;cキーが離されるのを待つ< KeyWait, CTRL ;CTRLキーが離されるのを待つ BlockInput, ON ;キー入力をOFFに Send, {CTRL DOWN}{/ DOWN}{/ UP}{CTRL UP} ;履歴を呼び出すキーを押す BlockInput, Off ;キー入力をONに return }
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とまあ、こんな感じで CTRL+Vキー と
CTRL+Vキー+Vキー 連打で動作を分岐しようでした。
AutoHotkey さえ導入していればある程度は簡単に
これらの事案を導入できるのでとても有用です。
それでは、皆様の Vキー連打 が捗りますようにと
お祈りいたしましてこれにて終了です。
以上。
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