MouseGestureL.ahk 閉じるボタン座標でホイールクリックしアプリを強制終了
記事の執筆に AI な類は使用しておりません。
【 目次 】
はじめにMouseGestureL.ahk をインストール
MouseGestureL.ahk のホイールクリック設定
どのアプリ、画面、座標で動作させるか
指定した座標で○○したら●●する
フリーズしているアプリを強制終了
注意
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はじめに
Windows を使用していてウィンドウが固まる、フリーズした場合に閉じるボタンを連打しても無反応だったりする。
編集しているデータが消える覚悟で
タスクマネージャー を開き、アプリを選択して
強制終了するのも面倒。
MouseGestureL.ahk にて指定の座標をホイールクリックしたら
( ウィンドウ右上の終了ボタンのあたり )
即強制終了しような設定のブログネタ。
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MouseGestureL.ahk をインストール
この記事にて紹介する設定は MouseGestureL.ahk という
マウスジェスチャーのアプリを使用しますので以下より入手します。
MouseGestureL.ahk
インストール方法などは、私の記事でよければ。
【使い方】マウスジェスチャー MouseGestureL
Win10でも快適 フリーズ回避方法も
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MouseGestureL.ahk のホイールクリック設定
MouseGestureL.ahk をインストールにしましたら初期設定ではマウスホイールのクリックが
取得するようにはなっていないので、設定をします。
設定画面を出しまして
1.ジェスチャータブ
2.+キーを押す
3.2.を押して出来た一番下の名前を選択
4.( マウスホイールクリックするの ) わかりやすい名前を入力
5.4.で入力した名前を適用
6.3.をクリックしてから 中央ボタン ( マウスホイール ) を選択
7.ボタンを押す をクリック
8.MB_ と入力されたのを確認して 追加

これでホイールをクリックしたらの情報が取得可能。
適応するには、OKを押します ( 設定画面が閉じると設定保存 )
キャンセル を押すと設定が保存されずに最初からやり直し。
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どのアプリ、画面、座標で動作させるか
MouseGestureL.ahk のマウスホイールの取得設定が終了したら次はどのアプリでどの座標で動作させるか?の認識設定を。
この記事では
終了ボタン、ウィンドウ右上の範囲でホイールクリックをしたら
そのアプリ自体を強制終了の設定です。
※1
強制終了はアプリで作業していたデータがすべて消えます
フリーズなどで強制終了したいの最終手段で行うものです
アプリの Windows 依存度によりパソコン自体がフリーズする危険もあり
※2
フリーズ (応答なし) とタイトルバーになっている状態には
この設定は効きません、あくまで通常動作している場合にの設定
フリーズしているアプリを強制終了 の方でなら可能
設定画面にて
1.ターゲットタブ
2.+を押して追加
3.2.で押した場合、新規に増えるのでそれをクリック
4.設定の名前をつける
5.4.で入力した名前を反映
6.3.をクリックしてから 実行ファイル名 を選択
7.全てのアプリに対して行うなら .exe と入れる
exe の前の点は 「 る 」 のキー、 「 ね 」 の , ではない
8.後方一致
9.追加
これにて起動しているアプリで最後尾が .exe のついている物に動作する。

次は座標指定、特定の座標での設定。
7.全てに一致を選択 ( 必ず、忘れずに )
1.ターゲットタブ
2.先ほど作成した項目を選択
メモ帳などを起動しておく ( クリックして最前列に移動できる位置に )
3.カスタム条件式
4.入力補助
5.矩形領域判定
6.ウィンドウ相対座標

上の画像の6.を選択した時点で
マウスカーソルが ドラッグして領域を選択 になるので
先ほど起動しておいたメモ帳を右クリックなどでアクティブにして
メモ帳の閉じるボタンの四角くなっている部分を
" 必ず " 右上から左下へドラッグ ( 濃い紫のようになる )
画像のようにウィンドウが出るので
2." 必ず" 右上に指定
1.の数値を微調整 ( 濃い紫の色表示がボタン上で重なるように )
数値を直接入力すると紫の色部分が反映しないことがあるので
数値の横にある <> ボタンで数値を増減した方がよい
3.よければOKでウィンドウが閉じます

X座標がマイナスなのは、ウィンドウ右端を0としてマイナス、左への範囲の意味
画像の例だとウィンドウ右端から -50 左へ行き
それより+50 ( 右端ぴったり ) の範囲内で○○する。
Y座標は縦の範囲、ウィンドウ一番上、0から、高さ 30 の位置の範囲で○○する。
2.の基準コーナーが右上なのは
ウィンドウによりXの幅、横幅が違うので、左上にすると
座標指定の右端から○○の位置が働かないため。
ウィンドウの大きさが変化する場合、右端あたりの動作をしたいの場合に。
ウィンドウを閉じたら
1.の値を確認して ( バグでない限りは上の指定をすれば入っている )
2.全てに一致を選択 ( 必ず、忘れずに ) をもう一度確認して
3.追加
これより下も設定がありますが何故か動かないという場合は、
結構の割合でこの3.の追加を押してなかったりです。
右上半分の 実行ファイル名、カスタム条件式が入っていればOK。

強制終了の誤動作が怖い!という場合には
カスタム条件式 → 入力補助 → キーボード状態 → Shift 押し下げを
登録しておけば Shiftキー を押しながら
指定座標をホイールクリックしたら強制終了など、セーフティになります。
次の項目では、今指定した座標内で○○をしたら●●するの設定。
もう少しです。
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指定した座標で○○したら●●する
上の項目でどのアプリ、どの座標での指定をしたので最後に○○したら●●するの設定です。
同じく設定画面にて
1.ターゲットタブ
2.作成した項目を選択
4.ジェスチャーを追加
5.MouseGestureL.ahk のホイールクリック設定 にて作成した
ホイールクリック設定の名前を選択

1.に上の5.が追加されるので、クリック
2.プロセスを強制終了にして
3.追加
4.の場所に追加されるので確認
5.アクションを適用で1.のホイールクリックに適用

上の設定で、強制終了の後ろに他のウィンドウがあると
その後ろのウィンドウでホイールクリックした的になるのが気になるなら
4.の部分を消して、以下をコピペ。
;マウスホイールクリック 打ち消す
if(MG_Hold()>100){
;ジェスチャーの認識を打ち切る
MG_Abort()
;プロセスを強制終了
Process, Close, % MG_Win("pid")
}
アクションを適用を押すのを忘れずに。
-----
全部の設定が終わったら、最後に右下の OK を押す。
キャンセル だと保存されません、最初からやり直し。
これにて右上にある指定座標内で
ホイールクリックでアプリが強制終了します。
冒頭に書きましたが、フリーズなどで反応がなく
最終手段として強制的に終了させるであり
作業していたデータは保存していない限りは消えます。
そして、Windows に奥深く食い込んで動作しているアプリを
強制終了する場合は、最悪ブルースクリーンの可能性がある。
これは MouseGestureL.ahk や私の書いた設定が悪いではなく
そういうものです、少なくても Windows は。
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フリーズしているアプリを強制終了
強制終了をするにあたり、ウィンドウがフリーズ、固まると日本語の Windows では (応答なし) と名前が付加されますが
その状態だと、アプリ名が取得できません。
メモ帳などで大容量ファイルを開いて
(応答なし) と表示されている状態で
実行ファイル名を取得しても名前が入らない、アプリの座標指定も無理。
名前が取得できないのでコマンドを送れない、強制終了ができない。
ですが、 taskkill という Windows の命令で
以下がありまして、(応答なし) のウィンドウだけ閉じるがある。
"c:\windows\system32\taskkill.exe" /F /FI "STATUS eq NOT RESPONDING"
改行された場合は、1行につなげて実行。
怪しそうだなと思ったらコマンドそのままで
Google 検索すれば多分説明が出ます。
設定する場合は、ターゲットを
タイトル:後方一致設定で以下に指定
(応答なし)
これだけだと意図しないホイールクリックで
強制終了するので Shift キー を押しながらに指定などで
カスタム条件式 → 入力補助 → キーボード状態 → Shift キー 押し下げ
GetKeyState("Shift")
全てに一致にて登録。
アクションスクリプトは以下。
;マウスホイールクリック 打ち消す
if(MG_Hold()>100){
;ジェスチャーの認識を打ち切る
MG_Abort()
;file という変数にコマンドを格納する
file = "c:\windows\system32\taskkill.exe" /F /FI "STATUS eq NOT RESPONDING"
;命令前に何を送信するか、確認用
;MsgBox, %file%
;file という変数を使用してプログラムを起動
;最後の Hide はウィンドウを表示しないで実行
;表示する場合は ( 黒い画面、コマンドプロンプトがでます cmd.exe )
;"Hide" の部分を "" とする
MG_RunAsUser("%file%", "", "Hide")
}
これで、(応答なし) と名前が最後尾についているウィンドウで
Shift キー を押しながらホイールクリックすると
(応答なし) とついているアプリのみ強制終了。
ホイールクリックする場所はどこでもいいのですが
文字を入力する、ブラウザの文字が書いてある部分は
ホイールするとスクロール的なアイコンに変化する箇所は効かない。
ウィンドウ上のタイトルバーか右上の最小化~終了ボタンあたりが
安定、といいますか効率的。
場合により、30秒ぐらい固まる ( マウスカーソルすら固まる )
場合があり、気になるならウィンドウを表示した方がよい。
精神衛生上にて。
当然、そのままパソコン全体がフリーズする危険性もある。
これも MouseGestureL.ahk や 私の設定が悪いではなく
システムに深く食い込むアプリか、taskkill や Windows の仕様。
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注意
アプリの全指定、 .exe を設定した場合はエクスプローラーなども強制終了します。
デスクトップ右上の端でホイールクリックすると
デスクトップが消えます、エクスプローラーが強制終了する。
通常であればエクスプローラーが自動で再起動しますので
問題ないといえば問題はない。
気になるのであれば
実行ファイル名指定に explorer.exe を 完全一致 で
不一致に設定して登録すれば無効になります。
また、座標の右上という指定なので
ウィンドウのみのアプリな表示でも
指定座標でホイールクリックすると強制終了されます。
終了ボタンのあるなしは関係ありません。
*** ご注意 ***
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自己責任にてお願いいたします。
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これに同意をいただけない方への
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とまあ、こんな感じで
MouseGestureL.ahk を使用して指定座標内でホイールクリックしたら
強制終了の設定でした。
設定は複雑そうですが、馴れますといろいろなことが可能な
とても素晴らしいアプリです。
それでは、皆様にパソコンの操作が少しでも快適になりますようにと
パソコンの神様にお願いをいたしまして
これにて終了。
以上。
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