指定したウィンドウやアプリが最前列なら指定位置へ移動/サイズ変更/キー送信 autoit3
記事の執筆に AI な類は使用しておりません。
はじめに
Windows にてマウスやキーボードの自動化を実現するAutoit ( AutoIt3 ) というソフトウェアがありますが
ウィンドウ名・アプリ名・ウィンドウの座標・ウィンドウのサイズが取得でき
座標の移動とサイズの変更も可能なので
ウィンドウ名・アプリ名・変更する座標・サイズを書き込んで見張り
条件が一致したら変更するが可能では?
と思って作ってみたら動いたので
置いておきます、よろしければどうぞ。
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Wind_M10_Autoit ダウンロード
指定のウィンドウ名とアプリ名が一致したら座標とサイズの変更、そして任意のキー操作が可能なファイルはこちらから。
Wind_M10_Autoit v1.18 ( 2022/08/28 )
MD5:9F3E5733A125D8F8AB0E4BF2E83C7571
v1.16 より設定ファイルの位置が
スクリプトのある位置¥Setting¥Wind_M10¥指定設定ファイル名 と変更になっています。
詳細は Read.txt にて
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バージョンアップにて起動しなくなった場合は
機能が追加されている場合は、設定の区切り数が変化しているためです。
初期設定ファイルをバックアップしてから消しまして
起動すると新しい状態の設定ファイルが出力されますので
区切り 「 , 」 が増えていたら増えた分だけ全部の行に
多くはこれ → 「 ,0 」 を追加してください。
2つ増えていたら 「 ,0,0 」 となります。
ご迷惑をおかけしております。
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v1.18
v1.15 で追加した指定のキーで閉じるボタンを押せなくする機能が
意図しなく押される ( 無意識の操作で押している ) 感があるのでデフォルト設定で無効に
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v1.17
起動時に設定のバックアップを取るようにしました
設定ファイルが存在しなく、バックアップが存在する場合は
設定を復元するダイアログを表示するように
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v1.16
設定フォルダ指定方法の書き換え
起動中に設定ファイルが書き換えられると設定ファイルが消えるため
( Google Drive の自動ファイル更新などで )
ファイルが消えた場合に設定ファイルがありませんのダイアログを表示するようにした
一時無効をする文字を ログイン に変更しました
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v1.15
ウィンドウの閉じるボタン上で CTRLキーの長押しで閉じるボタンを押せなくする
Shiftキー長押しで閉じるボタンを押せなくするを元に戻す機能の追加
※閉じるボタンを押せなくしたままで閉じる場合は
そのウィンドウをアクティブにして ALT+F4キーの同時押しで閉じられます
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v1.13 ~ v1.14
トレイアイコンを右クリックすると数秒プチフリーズする現象が修正できないため
永久欠番といたします、v1.15 をご使用ください
ご迷惑をおかけしております。
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v1.12
Wind_M10_ActSiz.au3 の出力項目数が1つ足りないのを修正
足りない分の設定項目は動きませんが使わないのであれば
修正前のデータでも動きます
v1.10 / v1.11 の Wind_M10_ActSiz.au3 で取得した物は
最後尾に ,0 を付加すれば問題はありません
ご迷惑をおかけいたします
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v1.11
アプリの起動で関連付けのファイルが起動しないの修正
exe の直接実行ではなく .txt / .lnk などがそうです
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v1.10
指定のウィンドウが最前列になったら指定のアプリを起動できるように改良
動作除外をしたウィンドウ上でもう一度ショートカットキーを押したら解除するように
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v1.09a
添付されている動画の説明を v1.09 で作成し直し
スクリプトに変更はありません
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v1.09
指定のショートカットキー ( デフォルト ALT + V ) にて
アクティブウィンドウタイトルの最後尾に指定の文字列を書き込む機能の追加
その指定文字が存在するウィンドウのみ色々な実行をしないようにした
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v1.08
Win+F4キーの同時押しにて、
応答なしアプリを強制終了可能コマンドを送信できるように
やっていることは以下を実行する
taskkill.exe /F /FI "STATUS eq NOT RESPONDING"
強制終了したアプリはデータの保存はされません
場合によりアプリの設定が消えたりアプリが起動しなくなる事もあります
リスクがあることをご理解いただき自己責任にてご使用ください
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v1.07
指定のウィンドウを最前列にしたら IME の情報を読み取り
英字モード/ひらモードに変更可能に ( 旧版 Microsoft IME / ATOK 対応 )
v1.06 から乗り換える場合は設定ファイルの各行の最後尾に ,0 と
設定項目を1つ増やしてください、初回起動する場合は必要ありません
例:
無題 - メモ帳,notepad.exe,10,20,480,300,0,2,0,0,0
↓
無題 - メモ帳,notepad.exe,10,20,480,300,0,2,0,0,0,0
;11=IME状態の変更なし = 0 / 英字モード = 1 / ひらモード = 2
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v1.06
設定読み込み時の配列を見直して高速化をしました。
設定の数値により設定数が増えてもある程度は大丈夫
( 55個まで設定して確認 )
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v1.05
・設定ファイルを外部に移動しました。
v1.04 以前の設定はそのままでは使えませんので
v1.05 に合わせた書き方に修正する必要があります。
※先頭の文字の除去、""の有無、 , の後部の半角スペースを除去するなど
・多く設定項目があると遅くなるので sleep の数値を下げた
・一度ウィンドウ作業をした場合、一度非アクティブにしない限り行わないように
・他、微調整
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v1.04
ファイルのパスなどに半角スペースがあっても
トレイアイコンから呼び出せるようにした。
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v1.03
Wind_M10_ActSiz.au3
ESCキーを押すと終了するようにした。
ツールチップに表示される情報を見やすいように改行した。
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v1.02
トレイアイコン関連の全面改修、登録データ取得を簡単にの修正
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v1.01
ファイル名も取得可能にし一致する場合のみ実行するようにした。
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使用方法は Read.txt か 同梱の動画にて。
メモ帳にドラッグして各ファイルを編集して実行するだけ。
使用には AutoIt3 が必要です。
上のファイルを AutoIt3 で実行の流れ。
関連付けされていればダブルクリックで起動します。
私の記事でよろしければ。
AutoIt Windowsの操作を自動化 使用方法/日本語化 ( HELPファイル )
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データの登録が面倒
データの登録が面倒と思われましたので ( 自分でも思った )v1.02 より Wind_M10_ActSiz.au3 を起動して
データを取得したいアプリを最前列にしてから
CTRL + A キー の同時押しで
設定データをクリップボードへ送ります。
それを設定の部分に貼り付け、数値の ** の部分を書き換えれば
そのまま使用可能です。
( 細かなパラメーターは自動設定不可なので任意に書き換えてください )
クリップボードへ送るショートカットキーは変更は可能。
以下の "^a" の ^a の部分で、^ が CRTL 、 a がキーボードの a です。
HotKeySet("^a", "Key_01")
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動画
さて、動作の画像を作成しようかと思いましたがウィンドウが移動するを画像で表現するは無理なので動画を。
v1.09
00:00 通常の何もしない場合の Windows 動作
00:40 メモ帳を開くと自動でウィンドウ移動
01:12 Wind_M10_ActSiz.au3 ( 自動で座標などを取得する ) を起動
01:40 設定ファイルに取得したデータを貼り付け
02:30 登録した座標に移動する
02:43 指定のキーを押すとアクティブウィンドウへ指定の文字を書き込み
02:55 指定の文字がウィンドウにあると動作しません
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v1.00 ( 制作初期 Ver. )
設定を済ませて起動するとトレイアイコンに表示されますので
一時停止などが可能。
指定したタイトル名とアプリ名を含むウィンドウ ( 設定による ) が
最前列になると、指定の座標とウィンドウサイズになる。
最後のメモ帳を起動して開いてすぐ閉じるは
そのタイトル名に対して Taskkill を送信するようにしているから。
※Taskkill は指定したアプリを強制終了する Windows に搭載されている機能
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ご注意
このファイルはバグではない限り設定した動作に忠実に動きます。ですので変な設定をすると Windows が大変な事になります。
例えばデスクトップに対して アプリを強制終了させる Taskkill を送信する、
Alt+F4 キーを送信など無謀な事はおやめください。
同じウィンドウ名に対しての設定を座標違いで設定した場合も
ウィンドウが移動しまくったり
設定の思いがけない不具合が生じる可能性があります。
最悪、ブルースクリーン案件
パソコンやアプリが起動しない、データが飛んだなど。
それをご理解なさって、ご使用ください。
特に脅しているわけではありませんけれども。
無理な設定をしない方がいいというお話であります。
*** ご注意 ***
ブログに書いてあることや
ブログで配布しているファイルを使用する場合は
自己責任にてお願いいたします。
このブログの管理者 気ままさん は
ブログに書いてあること、ブログで配布している
ファイルを使用して発生した
すべての事柄において責任を負いません。
これに同意をいただけない方へのご使用は許可いたしかねます。
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とまあ、こんな感じで
登録したウィンドウ名でいろいろとやってみようでした。
いつも決まった位置、サイズで開きたいという場合は便利かなと。
ちなみに私もそういうタイプであります。
それでは、皆様のウィンドウが整列しますようにと
整列の神様にお願いをいたしまして、これにて終了です。
以上。
おすすめリンク
・Amazon関連リンク
・AutoIt Windowsの操作を自動化 使用方法/日本語化 ( HELPファイル )・AutoIt 特定のユーザーかファイルがあるパソコンのみで動作するEXEを作る。
・秀丸エディタでブログを書き Firefox で内容を確認するマクロと設定 ( 同じ位置に表示 )
・Autoit3 最前列のアプリ名に関連したメモとランチャーを呼び出すスクリプト
・テキストに書き出したURLをWgetで一括ダウンロードする ( Autoit3 スクリプト )
・クリップボードへ送った文字をテキストでデスクトップに保存するスクリプト Autoit3
・ツールチップで指定した時刻をお知らせするタイマー Autoit3 スクリプト
・クリップボードに指定文字が存在するかをツールチップでお知らせするスクリプト Autoit3
・Win10 バッチファイルやショートカットでキー操作や文字を送信する Autoit3 スクリプト
・ATOK付属のイミクルを任意のキーで呼び出すスクリプト ( Autoit3 )
・バッチファイルなどで ALT+F4キー を送信し指定ウィンドウを閉じるスクリプト Autoit3
・指定のキーを押す回数によりIMEの入力状態を
英字/ひらがなモードに切り替えるスクリプト ( Autoit3 )
・クリップボードの名前が一致したファイルを格納フォルダ位置に関係なく開く ( Autoit3 )
・指定キーで選択した2つのウィンドウを横に全画面整列し観覧しやすくするスクリプト ( Autoit3 )
・アクティブなアプリのタイトル名に任意の文字を追加する Autoit3 スクリプト
・アプリのウィンドウを隠し、メニュー一覧から戻す Wind_Hiding Autoit スクリプト
・ファイルをデータベース化する Autoit スクリプト、ファイルを移動しても起動可能
・Autoit と IrfanView でドラッグした画像ファイルを横2分割して保存するスクリプト
・バッチファイルからツールチップで文字を表示する Autoit スクリプト
・バッチファイル 指定したタイトルバー名が存在しない場合、
一時待機を実現する Autoit スクリプト
・Win10/Win11 アクティブなウィンドウを任意の仮想デスクトップ番号へ移動するスクリプト
・メモ帳で編集可能な BAT や VBS など複数言語を
1つのファイルに書き込んで実行するスクリプト
・CapsLock が無効のパソコンで CapsLock を切り替えるアプリ/スクリプト Win10
・メモ帳などマウスやキーボードで文字を範囲選択したら自動でクリップボードへ送るスクリプト
・EmEditor/秀丸エディタで検索結果をリスト表示し
ダブルクリックで該当行へ飛ぶスクリプト EH_Search
・ブラウザでCTRL+Sを押し名前をつけ保存の作業を
半自動化するスクリプト Chrome / Edge / Vivaldi / Firefox
・ショートカットキーを押して文字反転/文字が選択されているテキストを
ファイルへ保存するスクリプト
・デスクトップでキー入力すると
登録したアプリやフォルダを開く Autoit スクリプト
・ファイルを選択しショートカットキーで日時を付加し
コピー/リネーム/フルパス取得 Autoitスクリプト
・メニューで選択した起動中のアプリ ( ウィンドウ ) を
最前列に/仮想デスクトップ移動する Autoit スクリプト
・Win10 F1キー+指定キーでアプリごとにショートカットキー類を設定可能な Autoit スクリプト
・アプリを呼び出す場合に日本語変換中なら一時待機する Autoit スクリプト
・Win10 指定範囲でマウスホイールを回転し
ALT+TABキー の動作をする Autoit スクリプト
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