Win10 バッチファイルやショートカットでキー操作や文字を送信する Autoit3 スクリプト

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【 目次 】

はじめに
Autoit3を入手
スクリプトをダウンロード
スクリプトを実行形式に変換
EXEの使い方
動作状況の動画
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はじめに

Windows のバッチファイルなどで
特定のウィンドウにキーボードの操作や
文字を打ち込みたいという場合があります。

その場合に対して UWSC ／ Autoit3 などの Windows 操作自動化アプリで
やる程ではなく、キーだけ押せれば、送信できればいい。

という場合にこの様に、cmd.exe と名前が含むウィンドウに
文字 「 dir c:\ 」 と打ち込んだ後に Enter キー を押すな事が可能。

KeyOut_M10_Autoit.exe "cmd.exe" "dir c:\" "{enter}"

上のことをやるスクリプトとそれを実現する EXE の作り方の
簡単な導入方法と使い方を。

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Autoit3を入手

ここで配布するスクリプトは Autoit3 という Windows の操作を
自動で動かすというソフトで動くものですので必ず必要です。
入手は以下で。

下の方に Download ZIP とあるのでダウンロードして解凍して準備完了。

AutoIt Downloads

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スクリプトをダウンロード

上の Autoit3 で読み込むファイルをダウンロードします。

KeyOut_M10_Autoit v1.01 ( 2021/06/21 )
MD5：1B35CCE7777D337127CFD8648F5B5677

注意なのは、このスクリプトを実行しても意味がないことです。

Autoit3 を入手 にてダウンロードしたファイル群で
EXE、実行形式に変換して使用することで初めて動作します。

スクリプトはメモ帳などにドラッグすれば命令群は読めますので
怪しいことが仕組まれていないかご確認ください。

自分で実行ファイルを作るので ( Autoit3 を信用できればですが )
何か仕込まれるのではないか？の心配はないと思います。

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スクリプトを実行形式に変換

Autoit3 を入手 にてダウンロードしたファイルを解凍すると
以下があります。

\install\Aut2Exe

この中のフォルダの Aut2exe.exe ／ Aut2exe_x64.exe を起動してください。
後者は Windows が 64 bit で動いている場合です。

起動して

１．Browse を押してこの記事で入手したスクリプトを選択
２．１を読み込むとここに出力する EXE が自動で入ります
３．アイコンを任意で変更する場合はここを押して指定
４．EXE を作成します



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EXEの使い方

詳しくは、以下のようなサイトを参考にしまして
AutoIt 3.3.6.1 Send

メモ帳が開いていてウィンドウ名に 「 メモ帳 」 という名前が入っているとする。

※例ではわかりやすく "" で分割して書いておりますがこの様にまとめることも可能
　メモ帳に 「 こんにちは 」 と打って Enter キー
　"KeyOut_M10_Autoit.exe" "メモ帳" "こんにちは{enter}"

※バッチファイルを使用する場合、保存の種類を ANSI にしてください。
　ひらがな・カタカナ・漢字を使用する場合は UTF では動かない、文字化けします。

書き方は "EXE名" "送信するウィンドウのタイトル名" "送信内容１" "送信内容２"

メモ帳の例。



コマンドプロンプト ( cmd.exe ) を操作するならこちら。



□メモ帳に 「 こんにちは 」 と打って Enter キー
"KeyOut_M10_Autoit.exe" "メモ帳" "こんにちは" "{enter}"

□メモ帳に 「 保存ダイアログを開くよ 」 と打って 上書き保存 ( Ctrl + S )
"KeyOut_M10_Autoit.exe" "メモ帳" "保存ダイアログを開くよ" "^s"

□メモ帳で Alt キーを押す → H キー → A キー と押す
　( バージョン情報ウィンドウを表示 )
"KeyOut_M10_Autoit.exe" "メモ帳" "{Alt}" "h" "a"

□メモ帳で F3 キーを押す ( 検索ウィンドウを出す )
"KeyOut_M10_Autoit.exe" "メモ帳" "{F3}"

□アクティブウィンドウ ( 最前列になっているアプリ ) に 「 最前列！ 」 と送信
"KeyOut_M10_Autoit.exe" "[active]" "最前列！"

□"" を含む文字 メモ帳に 「 "c:\test\0 01.bmp" 」 と打つ
　※前後の +2 は プラス２ ではなく
　＋ が Shiftキー を押しながら 2 ( ふ ) キー を押すの意味
"KeyOut_M10_Autoit.exe" "メモ帳" "+2" "c:\test\0 01.bmp" "+2"

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動作状況の動画

キー操作のスクリプトなので文字だけではわかりにくいので
動作している動画を用意してみました。

このページでダウンロードできるファイル内に
動作見本 フォルダがありますので、動作そのままです。



メモ帳をバッチファイルで開いて
KeyOut_M10_Autoit.exe にて文字操作やキー送信を行います。

設定次第では自動保存も可能です。

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とまあ、こんな感じでちょっとした動作をバッチファイルでキー送信したいの
Autoit3 スクリプトでした。

以上。

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　ダブルクリックで該当行へ飛ぶスクリプト EH_Search
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　ファイルへ保存するスクリプト
・デスクトップでキー入力すると
　登録したアプリやフォルダを開く Autoit スクリプト
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