Google パソコン版ドライブ ( Drive for Desktop ) で HDD内のデータを同期する
記事の執筆に AI な類は使用しておりません。
ver.49.0.11.0 にてバックアップと同期と同じく
パソコン内のファイルも同期できるようになったのでこの設定は不要です。
説明を目次に追加しました。
【 目次 】
はじめに警告
同期の流れ
使用するファイルのダウンロード
パソコンを起動したら同期のバッチファイル
ファイル更新チェックの設定
パソコン版ドライブ ver.49.0.11.0 よりは以下で同期が可能
パソコン版ドライブで同期
おまけ
アンインストールして再び使用する場合
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はじめに
以下の記事にて 「 バックアップと同期 」 がなくなり「 パソコン版ドライブ 」 へ移行するよという話が。
英語だとこうですね、何故英語に直した。
Google Backup and Sync → Drive for Desktop
「バックアップと同期」から
デスクトップ版「Google ドライブ」アプリへの移行が開始
[ 窓の杜 ]
パソコン版ドライブへ移行して??と思ったのは
2021/07/20 時点の話ではありますが
バックアップと同期 ではパソコンの HDD のフォルダを
Google Drive と同期する、HDD のデータを書き換えれば
自動で同期するでありネットワークが繋がっていなくても
ファイルは開けるのでありますが
パソコン版ドライブは E:\ というドライブが作成され
そのファイルを開くと Google Drive から
ダウンロードされ開くの流れ、( ファイルはキャッシュされる )
なのでキャッシュが保存されていないで
ネットワークが通じていないとパソコンでは開けない。
大容量ファイルを読み込むのにも不便になる。
そこで今まで通りに HDD にデータを保存しておき
更新されたら Google Drive に送る
同期をやろうのブログネタ。
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警告
この記事は2つの場所のファイルを同期同じファイル構成にするであり ( 差分ではない )
設定の失敗や使用するアプリのバグなどにより
ファイル軍が全滅、全消去される場合があります。
重要なファイルを扱っている場合は
必ずバックアップを取り行ってください。
いきなり本丸で設定するではなく
別フォルダにてテストをしてみて動作するなら
運用してください。
*** ご注意 ***
このブログに書いてある事の実行は
自己責任にてお願いいたします。
このブログの管理者 気ままさん は
記事に書いてあることを実行して発生した
すべての事柄において責任を負いません。
これに同意をいただけない方への
このブログに書いてある事の実行は許可いたしかねます。
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同期の流れ
個人パソコンでパソコンが複数ある場合での運用を想定しております。
パソコンAを起動したら ( スリープ、休止から復帰したら )
パソコン版ドライブ ( Drive for Desktop ) が起動して
※以降は長いので Drive と略します
Drive → 指定の HDD のドライブと同期
同期が終了したら HDD の指定フォルダを見張るアプリを入れ
HDD の指定フォルダ内のファイルが更新されていたら
指定の HDD のドライブ → Drive と同期する。
同じようにパソコンBも設定しておき
パソコンBを起動したら ( スリープ、休止から復帰したら )
同期するようにしておけば同じデータになるはずです。
パソコンを起動して、スリープなり復帰の起動なりは
どうする?でありますが
簡単であれば CLaunch というランチャーで
設定 → イベントタブに Windows 起動時、
スリーブなどからの復帰時に○○をするがあるので
バッチファイルを起動するようにすれば手間いらず。
CLaunch
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使用するファイルのダウンロード
まずは当然ながら パソコン版ドライブ ( Drive for Desktop ) が必要。
ファイルが奥まったところにあるので注意。
パソコン版ドライブ → 詳細 →
パソコン版ドライブをインストール欄 → Windows → 今すぐダウンロード
Google ドライブ
変更されたファイルを感知するのに以下を。
ほかのアプリでも可能ですが
設定ファイルが .ini で出力されると
変更されたらアプリが実行可能で
設定簡単はこのアプリなのでオススメ。
ファイル更新チェック
最後にファイルの同期をするアプリ
これもほかのアプリで可能ですが動作が安定、素早いのと
上のと組み合わせてコマンドラインが使えないと駄目なので。
操作の設定も同じく簡単。
FastCopy
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パソコンを起動したら同期のバッチファイル
パソコンが起動したらスタートアップなどでバッチファイルを起動しパソコン版ドライブ
( Drive for Desktop ) から HDD へ同期します。
※以降は長いので Drive と略します
------
このバッチファイルの流れは
Google Drive から HDD なので
Drive を初めて使う、何も転送していないの場合は
HDD の方のデータが全て消えます。
あくまで一度 HDD のデータを Google Drive へコピーしてから
同期する為に使用するものです。
------
以下、バッチファイル
ファイルのエンコードは ANSI にしてください、
echo off
cls
rem ファイル監視アプリを終了
taskkill /F /IM "folders.exe"
rem Drive が起動しているか?を検査
tasklist | find "GoogleDriveFS.exe" > NUL
if not %ERRORLEVEL% == 0 (
rem 起動してない動作
start "" "Google Drive を起動するショートカットを入れる ※1"
)
:a_001
cls
echo.
echo 同期開始
echo.
IF EXIST "Drive のマイドライブ位置を入れる ※2" goto :b_001
timeout /t 2 /nobreak
goto :a_001
:b_001
rem ※7
timeout /t 20 /nobreak
cd /d "FastCopy.exe の存在するフォルダ名を入れる ※3"
fastcopy.exe /cmd=sync /no_ui /auto_close /error_stop /force_start=2 "同期元 Drive のフォルダ位置 ※4" /to="HDD 同期先のフォルダ ※5"
timeout /t 5 /nobreak
start "" "folders.exe の存在するフルパス ※6"
exit
------
※1
Drive をインストールするとわかるのですが
GoogleDriveFS.exe の入っているフォルダ位置が
バージョンにより変化するので
インストール時に以下にショートカットが作られ
それは自動で変わるのでそれを指定します。
ここに Google Driv.lnk があるので
C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs
Shiftキーを押しながら右クリックすると
パスのコピーがあるので選択し貼り付け。
パスのコピーで取得すると前後の "" があるので
""C:\ProgramData\~\Google Drive.lnk"" と2つ重複しないように。
start "" "C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Google Drive.lnk"
------
※2
Drive のフォルダを開いて全部を同期する場合は
この例だと F:\マイドライブ こうなります。
IF EXIST "F:\マイドライブ" goto :b_001
------
※3
ファイルを同期するアプリ FastCopy.exe のフルパス。
D:\FastCopy の例なら
cd /d "D:\FastCopy"
------
※4
同期元の Drive の同期フォルダ
全部を同期する場合は例だと F:\マイドライブ
※5
同期先の HDD 同期フォルダ
例だと D:\同期
fastcopy.exe /cmd=sync /no_ui /auto_close /error_stop /force_start=2 "F:\マイドライブ" /to="D:\同期"
------
※6
同期が終了したらファイル更新チェックのアプリで監視をするので起動。
例だと D:\folders\folders.exe
start "" "D:\folders\folders.exe"
------
※7
GoogleDriveFS.exe がネットワーク先から
ファイルリストを取得するので、20秒程度待機が必要です。
リストを取得していないで同期をしても
ファイルが変化していないと見なされ同期されません。
パソコンのスペック、回線速度、ファイル数 ( ファイルリストの容量 )
により秒数増加が必要。
私の場合は、ファイル数: 2,682、フォルダー数: 331 にて
10秒程度必要なので多めを見て20秒を設定している。
------
同期を確実にしたい、同期のエラーが起きたら必ず確認したい
という安全重視の人は、コマンドラインに以下を追加すれば
作業中のウィンドウがデスクトップに表示されます。
/open_window
------
おまけとしまして
バージョンでフォルダが変化するアプリでリンクの登録は嫌だ
気持ち悪いという方は、一応この方法があります。
アプリの更新でフォルダ名が変化しても一番最新verのファイルを起動するバッチファイル
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ファイル更新チェックの設定
ファイル更新チェック ( folders.exe ) の設定。この設定は HDD のファイルを パソコン版ドライブ
( Drive for Desktop ) への同期設定。
※以降は長いので Drive と略します
設定画面を開き
詳細にチェックをすると
詳細設定メニューが出るので
監視フォルダの設定 にて 同期元 HDD のフォルダを指定
サブフォルダを設定するなら右下のチェックを忘れずに。
時間の間隔は 5分あれはいいのでは。

プログラムの起動設定にて
1.変更ファイル検出時にプログラムを起動するにチェック
2.起動単位を監視フォルダ
3.fastcopy.exe のフルパス
4.fastcopy.exe のパラメータ
/cmd=sync /no_ui /auto_close /error_stop /force_start=2 "同期元 ( HDD のフォルダ )" /to="同期先 ( Drive のフォルダ )"
上での例だと
"D:\同期" /to="F:\マイドライブ"
バッチファイルとでは 同期元 と 同期先 で
HDD と Drive のフォルダ順序が変わります。
5.プログラムが終了まで待機するにチェック
6.監視フォルダ毎に起動するプログラムを指定するにチェック

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パソコン版ドライブで同期
パソコン版ドライブ ver.49.0.11.0 よりは以下の方法で同期が可能です。
上のアプリ群は一切不要。
ただし同期のチェックの素早さなどは 2021/08/06 時点で
ファイル更新チェック + FastCopy の方が終了は早い、低負荷。
パソコンが高スペックならば気にはなりませんが。
設定方法
以下は設定を間違えるとファイルが同期される
すなわち消える場合があるので
必ずバックアップをしてから行ってください。
※バックアップしたデータも同期する位置付近に置かないでください
バックアップデータも巻き添えに消える場合があります
パソコン版ドライブ のトレイアイコンを右クリックし
右上のネジかダイアルマークをクリック。
Google ドライブ を選択し
ファイルをミラーリングする にチェック。

マイドライブと同期するフォルダの場所を確認してください
この画面下の フォルダの場所を変更 をクリックして
同期フォルダを選択し
最後に右下の 場所を確認 をクリック。

マイドライブが E:\マイドライブ\APL あったとして
HDD のデータがこうの場合で
D:\Google共有\APL
D:\Google共有 をフォルダの場所に選択します。
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アンインストールして再び使用する場合
アプリの調子が悪くなった場合でGoogle Drive をアンインストールして再び使う場合で
OS もついでに復元するか?でバックアップした OS を書き戻したとしまして
Google Drive もアンインストール前に戻るわけですが
その場合、正常にアプリが動いて
同期が成功したとして Google Drive からパソコンへは成功するが
パソコン から Google Drive へデータを送信しようとすると
アップロードを待機 / ファイルを同期しています で止まる場合は
Google Drive のアプリを一度ログアウトして
ログインすれば回復します。
多分アンインストールと同時にネットの向こう側の認証リンク?が
切れるからアップロードできないのかも。
それならダウンロードの方も弾かなきゃおかしいでしょ?
という話になりますが…こういう場合がありますのお話。
------
とまあこんな感じで
少々面倒ではありますが
Google Backup and Sync → Drive for Desktop へ
移行しても同じように HDD でのデータを使いながら同期するでした。
Drive for Desktop の方でフォルダ指定が出来るようになれば
何も問題はないのではありますが。
それでは、皆様に Google Drive が快適に使用できますようにと
お祈りをいたしまして、これにて終了です。
以上。
おすすめリンク
・Amazon関連リンク
・Google ドライブ・ファイル更新チェック
・FastCopy
・CLaunch
・アプリの更新でフォルダ名が変化しても一番最新verのファイルを起動するバッチファイル
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