ファイルをデータベース化する Autoit スクリプト、ファイルを移動しても起動可能
記事の執筆に AI な類は使用しておりません。
はじめに
ファイル管理アプリは色々ありますが登録したデータを移動するとフォルダの登録をし直さなくては
データが起動できないという弱点。
呼び出せなくてはいくらデータを登録しても魅力半減。
なので、サブ検索フォルダを複数指定しておき
登録したデータがなければサブ検索フォルダの中から探して
ファイル名が一致すれば関連付けで起動。
もう一つの弱点である、独自形式のデータベースは
テキストエディタで編集できないじゃん、拡張性ないな!を
通常のテキストでデータベースを保存する。
というファイル管理スクリプト ( Autoit3 ) を作ってみたので
置いておきます、宜しければどうぞ。
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FileDatabase_Autoit のダウンロード
それでは、サブフォルダを複数登録してデータベースのフォルダにない場合は探して起動するの
ファイル管理アプリ、FileDatabase_Autoit のダウンロードは以下にて。
FileDatabase_Autoit v1.09 ( 2022/06/18 )
MD5:A09FDB3FEE65654DD8ABD4508BC376DB
------
v1.09
リストファイルのダブルクリック選択でファイルの内容構成により
エラーが発生するを修正
------
v1.08
FileDatabase_Autoit.au3 / FileDatabase_Output_Autoit.au3 共に
登録時のデータに記号の , が含まれている場合、エラーを出すようにした
v1.07
リスト書き換え後の並び替えが正常に機能していないを修正
検索ボタンの名前を Search に変更
v1.06
先頭に上から番号をつけるようにした ( リスト変更時に番号ソートで必要 )
検索を可能にした
リストの降順/昇順を変更した場合、書き換え時にリストを再読み込みしないようにした
リスト更新時、画面の更新を止めるようにした
v1.05
ファイルの作成日付もデータとして取得、表示するようにした
上の改良に伴い、v1.03 / v1.04 のデータとは並びが違います
v1.03 のデータを継続使用する場合はお手数ですがコメントとフォルダ位置の間に
,, と , を2つ挿入してください。
v1.04 の場合は同じく更新日時とフォルダ位置の間に , を1つ挿入してください。
v1.04
ファイルの更新日付もデータとして取得、表示するようにした
上の改良に伴い、v1.03 のデータとは並びが違います
v1.03 のデータを継続使用する場合はお手数ですがコメントとフォルダ位置の間に
, を挿入してください。
v1.03
コンボボックスの値を起動後に書き換えられないように修正
v1.02
サブ検索フォルダで起動する場合のみサイズが一致するかどうかを選択可能にした
上の変更に伴い、チェックボックスの設置
各ダイアログの表示秒を3秒から1秒にした
リストビューにデータ挿入時の一時待機秒を 10 から 1 にした
v1.01
ボタンの設置
リストデータを違うものに切り替えたら自動でデータを読み込む
FileDatabase_Autoit.au3 からの FileDatabase_Output_Autoit.au3 の
読み込み位置がズレていたのを修正
------
メモ帳にドラッグするとただのテキストなので
ショートカットキーやデータ保存位置を自分の環境に書き換え保存し
ダブルクリックで起動します。
使用には Autoit3 が必要なので以下を参考にして
中に入っている FileDatabase_Autoit.au3 を実行できるよう
.au3 を関連付けし、メモ帳で自分の環境に書き換えて実行すれば使えます。
AutoIt Windowsの操作を自動化 使用方法/日本語化 ( HELPファイル )
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自己責任にてお願いいたします。
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すべての事柄において責任を負いません。
これに同意をいただけない方へのご使用は許可いたしかねます。
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使用方法
FileDatabase_Autoit.au3 を実行しトレイアイコンがあれば起動しております。
何もいじらない場合は初期設定データは
\Setting\FileDatabase に保管されます、自動作成。
起動するとこの画面。
起動すると1.の部分にあるリストの一番目が読み込まれます。
各操作で、再読込が必要な場合はウィンドウが隠れて
読み込みが終われば表示されます。
急に画面が消えたら読み込んでいると思って下さい。
何で隠すんだは、読み込んでいる最中に操作をして欲しくないからで
操作を無効にする指定をするなら最初から隠してしまえば
操作ができない理論です、手抜きとも言います。
読み込みは登録されているデータ数とパソコンの能力により
隠れている時間が増減し、1000個程度なら時間がかかります。
操作方法は
------
■ファイルの起動方法
2.の部分の横一列が登録ファイルです、他の情報も記載されています。
一度左クリックし、さらに左ダブルクリックにて関連付けのアプリにて起動します。
横と縦の情報が多い場合、スクロールバーが表示されますが
スクロールバーのクリックでもファイルが起動してしまうため
苦肉の策でスクロールバー座標の部分だけクリックを認識しないようになっています。
なので、スクロールバーのすぐ上のファイルは起動しにくいのでご注意
ファイル選択のギリギリ上で起動します。
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■編集方法
2.データ右クリックで矢印の部分が出現 ( Input ボックス )
3.各データを書き換えたら CTRL+Sキーで保存
Input ボックス出現時に、保存するまでは
マウスの左クリックでファイルのデータ部分をクリックしないで下さい。
クリックされたファイルの何番目かを読んでいて
CTRL+Sキー を押した時点で Input ボックス出現時 後に選択すると
読み込み行の差異が発生するため。
差異が発生した場合は簡易チェックで保存できないようになっています。
その場合は、再度右クリックで選択して書き込み、保存して下さい。
------
■データ読み込み ( 読み込み時はウィンドウが消えます )
1.読み込むデータを選択、CTRL+Oキーで読み込む
ファイル数が 1000個以上だと時間がかかりますが
パソコンの動作スピード、スペックにもよります。
通常のデータ管理方法ですと 64KB 制限がありますが
制限を抜ける方法での保存をしていますので大丈夫です。
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■まとめてエディタで編集
1.読み込むデータを選択、CTRL+Eキーで読み込む
大量の修正を右クリックで行えないという場合は
エディタで編集可能です。
デフォルトでメモ帳で読み込むので、設定を書き換えれば
どのエディタでも大丈夫。
v1.00 時点での画面です。

v1.06 の画面です、ボタンは増えただけで操作は同じです。

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使用方法 ファイルリストを作成
ファイルリストをちまちま作りたくないという場合はFileDatabase_Output_Autoit.au3 を起動して下さい。
FileDatabase_Autoit.au3 のトレイアイコンからも呼び出せます。
1.書き込みたいファイル名を選択
新しいファイルを作りたい場合はデータ保存フォルダへ移動し
右クリック → 新規作成 → txt ファイル ( テキストファイル ) を作成。
好きな名前にリネームしてから FileDatabase_Output_Autoit.au3 を起動。
2.この見にくくなっていますが枠になっている部分に
登録したいファイル、複数可能をドラッグして下さい
ファイル数が多い場合は時間がかかります、強制終了しない限りはお待ちください
3.読み込みが終了してから 追加 を押すと
1.で指定したファイルにデータが登録されます。

データの観覧の方の FileDatabase_Autoit.au3 が
起動している場合は、書き込んだリストを選択し
CTRL+Oキーで再読込をします。
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データを書き換える場合のエンコード
海外のファイル名を考慮して Unicode UTF8 (BOMあり) で保存するようになっています。
自分で用意したデータで Shift-JIS として
このスクリプトで Unicode UTF8 (BOMあり) としてデータを追加すると
文字化け案件になります。
なのでデータの編集などは、混合しないようご注意ください。
有名のエディタであれば、ほぼエンコードモードは自動判定され
そういう心配はないと思いますが
使い慣れた昔のエディタを使用している方もいますので
一応ご注意をば。
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動画
v1.02 時点での動画です。普通のデータベース管理アプリと同じ?と思いますが。
00:00 FileDatabase_Autoit.au3 の起動
00:20 初期設定ファイルが作成されます
00:35 右クリックで登録したファイルの編集モードへ
00:41 データの書き換え
00:57 書き換えたデータの保存
01:05 ダブルクリックで登録されているファイルを関連付けで開く
01:25 データベースにファイルを簡易登録可能な
FileDatabase_Output_Autoit.au3 を起動
01:38 データベースに新しく登録するファイル
01:54 登録するファイルを登録を手助けするウィンドウにドラッグ
02:05 登録するデータベースのファイル名を選択
02:11 先ほどドラッグしたファイルをデータベースに追加保存
02:28 先ほどのファイルがデータベースに追加されています
02:31 ダブルクリックで開けます ( 関連付けのアプリにて )
02:45 設定ファイルのあるフォルダを開きます
02:53 Folder_Setting.ini を開きます
02:58 ここにファイルを移動した場合、サブで検索するフォルダを
登録 ( サブフォルダは認識されなく登録フォルダの位置のみ )
03:06 C:\Test フォルダを開いてサブ検索フォルダとして設定
03:41 データベースに格納されている Memo.txt の保管位置を
C:\Test へ移動します
04:05 データベースの Memo.txt なフォルダの位置は
C:\FileDatabase です、通常開こうとすれば先ほど
C:\Test へ移動したので開けませんが
04:24 先ほど、検索フォルダを登録しましたので登録しました
C:\Test から Memo.txt を探して開けます
------
とまあ、こんな感じでデータ管理のスクリプトを。
正直言いますと、GUI の Autoit を作るのはこれで2つめで
どれだけ作れるかの実験であります。
誤解をなさるといけませんので書いておきますが
どの命令がどう、という実験であり
作ったものは私が実際あって便利、そして使うというものであり
真剣に作ったものです。
ただ、上にあるように命令に馴れていないため
見る人が見れば 「 なんだこの不効率な書き方は 」 がありますの意味。
このスクリプトである程度把握したので
今後違うものを作るのであれば、頑張ります。
頑張るという表現はあまり好きではありませんが
自分の持つ能力を惜しみなく出して組み立てて見せます、でしょうか。
何か大きなことを言っている気がしますが
現在のところは、このレベルのものを作るのが精一杯です。
ぐぬぬ。
以上。
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・メニューで選択した起動中のアプリ ( ウィンドウ ) を
最前列に/仮想デスクトップ移動する Autoit スクリプト
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・Win10 指定範囲でマウスホイールを回転し
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